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はま‐びさし【浜庇】🔗🔉

はま‐びさし浜庇】 ①(万葉集の「はまひさぎ」を伊勢物語で読み誤って生じた歌語という。和歌で、「久し」を言い出す序に用いる)浜辺の家の庇。伊勢物語「浪間より見ゆる小島の―久しくなりぬ君にあひみで」。新撰六帖3「―させるかひなきすみかにも」 ②浜辺に波が打ち寄せて砂をえぐったように見える部分とも説く。三冊子「―は高砂たかまさごの崩れかかりたるが庇のごとく成るとなり。また浜にある家・苫屋とまやなどの類ともいへり」

広辞苑 ページ 16053 での浜庇単語。