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ひきめ‐かぎはな【引目鉤鼻】🔗🔉

ひきめ‐かぎはな引目鉤鼻】 平安・鎌倉時代の作り絵・大和絵における独特な顔の描写技法。貴族の男女を描く際に、下ぶくれの輪郭、一線に引かれた眼、短い「く」の字形の鼻、赤い小点をなす口など、類型化された表現をとるもの。人物の微妙な心情を見る者に感じ取らせる描写として源氏物語絵巻などに用いられている。

広辞苑 ページ 16417 での引目鉤鼻単語。