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○火の消えたようひのきえたよう🔗⭐🔉
○火の消えたようひのきえたよう
急に活気を失い、寂しくなるさま。「娘が嫁いで家の中は火が消えたようだ」
⇒ひ【火】
ピノキオ【Pinocchio イタリア】
⇒ピノッキオ
ひのき‐がさ【桧笠・桧木笠】
ヒノキを薄く削って網代あじろに編んで作った笠。晴雨両用。〈[季]夏〉
檜笠
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
⇒ひ‐の‐き【桧・桧木】
ひのき‐づな【桧綱】
ヒノキの幹を細く裂いて縒よった綱。和船の錨綱や釣瓶縄、倉壁の桟えつりに用いる。桧縄。
⇒ひ‐の‐き【桧・桧木】
ひのき‐ぶたい【桧舞台】
①ヒノキの板で張った、能楽・歌舞伎などの格の正しい舞台。
②転じて、自分の腕前を表す晴れの場所。
⇒ひ‐の‐き【桧・桧木】
ひ‐の‐くち【樋の口】
水を出し、またはふさぐ戸口。樋。水門。
⇒ひのくち‐まもり【樋口守り】
ひのくち‐ばん【火口番】
江戸時代、目付の職務の一つ。江戸市中に火事のあるとき、火事を報告し、火消を指揮し、各火消組の勤務状況を上申する。
ひのくち‐まもり【樋口守り】
〔動〕ミゾゴイの別称。
⇒ひ‐の‐くち【樋の口】
ひ‐の‐くに【火の国】
「肥の国」(肥前・肥後)のこと。特に肥後(熊本県)を指すことが多い。
ひのくま‐じんぐう【日前神宮】
和歌山市秋月にある元官幣大社。祭神は日前大神。相殿あいどのに思兼命おもいかねのみこと・石凝姥命いしこりどめのみことをまつる。境内に国懸くにかかす神宮がある。紀伊国一の宮。日前(桧隈)国懸神宮。
ひ‐の‐くるま【火の車】
①〔仏〕(「火車かしゃ」の訓読)地獄にあるといわれる火の燃えている車。獄卒が罪ある死者をのせて地獄に送るという。今昔物語集15「極楽の迎は見えずして、本意なく―を此に寄す」
②生計のきわめて苦しいこと。「家計は―だ」
ひ‐の‐くれ‐に【日の暮に】
〔枕〕
(ヒノグレニとも)夕方の薄日うすひと同音で、地名「うすひ(碓氷)」にかかる。一説に、枕詞でなく、ゆうぐれにの意。万葉集14「―碓氷の山を越ゆる日は」
ひ‐の‐け【日の気】
太陽の光。日光。万葉集16「―に干し」
ひ‐の‐け【火の気】
火のあること。火の温み。「―のない部屋」
ひ‐の‐こ【火の粉】
火が燃え上がるときに飛び散る火片。「―がふりかかる」
ひ‐の‐ござ【昼御座】
⇒ひのおまし
ひ‐の‐こし【火の輿】
輿の中に小壺を置き、その上に油坏あぶらつきをすえて火をともしたもの。葬儀の行列に用いた。栄華物語月宴「香の輿―など」
ひ‐の‐こと【火の事】
火事。建礼門院右京大夫集「内裏近き―ありて」
ひ‐の‐ころも【緋の衣】
勅許によって高位の僧が着る緋色の衣。誹風柳多留初「―着れば浮世が惜しくなり」
ひ‐の‐さわぎ【火の騒ぎ】
火事さわぎ。火災。蜻蛉日記下「近う―す」
ひ‐のし【火熨斗】
底のなめらかな金属製の器具で、中に炭火を入れ、その熱気を利用し、底を布に押し当ててしわをのばすもの。樋口一葉、たけくらべ「―の火が熾おこりましたぞえ、この美登利さんは何を遊んで居る」
火熨斗
⇒ひのし‐ずり【火熨斗摺】
ひのし‐ずり【火熨斗摺】
火熨斗をかけそこなって布をだめにすること。
⇒ひ‐のし【火熨斗】
ひ‐の‐した【日の下】
①あめのした。天下。世界。世の中。
②書状などの日付の下。(→)「にっか」に同じ。
⇒ひのした‐かいさん【日の下開山】
ひのした‐かいさん【日の下開山】
(「開山」は開祖の意)武芸・相撲などで、天下無双であること。「―天下の横綱」
⇒ひ‐の‐した【日の下】
ひの‐しょうにん【日野商人】‥シヤウ‥
近江国蒲生がもう郡日野町付近を出身地とする近江商人。室町末期から江戸時代に発展。各地に行商し、椀・蚊帳かや・酒・醤油等多様な商品を商う。
ひの‐すけとも【日野資朝】
鎌倉末期の廷臣。権大納言俊光の子。文章博士・参議・権中納言などを歴任。後醍醐天皇に抜擢され、北条氏討滅の企てに加わったが、1324年(正中1)発覚、佐渡に配流、殺された。阿新丸くまわかまるはその子。(1290〜1332)
⇒ひの【日野】
ひ‐の‐そうぞく【昼の装束】‥サウ‥
束帯姿。また、束帯を着けること。衣冠または直衣のうしを着ける宿直とのい装束に対していう。枕草子77「君たち、―して立ち止まり」
ひ‐の‐そうぞく【緋の装束】‥サウ‥
四位・五位の者の着けた緋色の装束。栄華物語楚王夢「―をしたるものから」
ひ‐の‐たたし【日の縦】
①東。高橋氏文「―、日の横よこし、陰面かげとも、背そともの諸国人くにぐにひと」
②東西。また、東西に通ずる道。転じて、東海道・東山道・西海道の称。成務紀「東西を―とし」↔ひのよこし
ひ‐の‐たて【日の経】
(→)「ひのたたし」1に同じ。万葉集1「大和の青香具山は―の大御門に」↔ひのよこ
ひ‐の‐たま【火の玉】
①火のかたまり。
②墓地・沼沢などに、夜見える光の塊。鬼火・人魂など。「―が出る」
ひ‐の‐ためし【氷の様】
「氷の様の奏」の略。
⇒ひのためし‐の‐そう【氷の様の奏】
ひのためし‐の‐そう【氷の様の奏】
元日の節会せちえに、宮内省から去年の氷室ひむろまたは氷池ひいけの氷の厚薄を宮中に奏聞する儀式。石瓦で模型を作るという。氷が厚ければ豊年、薄ければ凶年とした。〈[季]新年〉
⇒ひ‐の‐ためし【氷の様】
ひ‐の‐ちゃ【非の茶】
(→)「ひちゃ(非茶)」に同じ。太平記36「―を呑むべき由を申して」


広辞苑 ページ 16662 での【○火の消えたよう】単語。