複数辞典一括検索+

○火の中水の底ひのなかみずのそこ🔗🔉

○火の中水の底ひのなかみずのそこ ひどい苦しみや困難な境遇のたとえ。火の中水の中。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「―までと言ひし詞を違へうか」。「たとえ―」 ⇒ひ【火】 ひ‐の‐にわ昼庭‥ニハ (昼間の作業場の意)農家の前庭。 ひ‐の‐ぬき日の緯(→)「ひのよこし」に同じ。 ひの‐ぬり日野塗】 近江国日野より産した漆器。江戸前期に盛ん。椀類が多い。日野椀。 ひ‐の‐はかま緋の袴(→)「紅くれないの袴」に同じ。 ひのはしら火の柱】 小説。木下尚江作。1904年(明治37)毎日新聞に連載。日露戦争前後の、キリスト教社会主義者による反戦運動を描く。日本社会主義文学の先駆的作品。 ひ‐の‐はた日の旗】 日の丸の旗。日の御旗。日章旗。 ひ‐の‐ばん火の番】 ①火災の警戒をする番人。火の用心番。〈[季]冬〉 ②江戸幕府の職名。目付の支配に属し、組頭の下に江戸城内の火の元の番を行なった者。 ③大奥の女中などの職名。 ひ‐の‐ふだ火の札】 脅迫のため、火をつけると記して人の門戸に貼り、または街路などに捨てておく札。歌舞伎、けいせい仏の原「聞けば、お手前に―を打つたとある」 ひ‐のべ日延べ】 ①期日を先に繰り延べること。延期。「開催日を―する」 ②期間を延長すること。「―興行」 ひ‐の‐まる日の丸】 ①太陽をかたどった丸。すなわち、赤色の円い形。旗・扇などにしるした。 ②「日の丸の旗」の略。 ⇒ひのまる‐の‐はた【日の丸の旗】 ⇒ひのまる‐べんとう【日の丸弁当】 ひのまる‐の‐はた日の丸の旗】 白地の布に赤色の日の丸を描いた旗。日の丸。→日章旗⇒ひ‐の‐まる【日の丸】 ひのまる‐べんとう日の丸弁当‥タウ (見た目が「日の丸の旗」に似ているからいう)飯のまん中に梅干を入れた弁当。 ⇒ひ‐の‐まる【日の丸】 ひ‐の‐み火の見】 「火の見櫓やぐら」の略。 ⇒ひのみ‐ばしご【火の見梯子】 ⇒ひのみ‐ばんにん【火の見番人】 ⇒ひのみ‐やぐら【火の見櫓】 ひ‐の‐みかげ日の御蔭・日の御影】 ①宮殿をほめたたえていう語。あまのみかげ。万葉集1「天しるや―の水こそば」 ②日の神、すなわち天照大神の神徳。新古今和歌集神祇「宮柱下つ岩根にしきたててつゆも曇らぬ―かな」 ③太陽の御姿。 ひ‐の‐みかど日の御門】 ①日の御子のおわします宮殿。すなわち禁中。内裏。御所。万葉集1「わが作る―に」 ②朝廷。万葉集5「高光る―神ながら愛での盛りに」 ひ‐の‐みかど桧の御門】 ヒノキで造った御門。また、その宮殿。古事記「真木さく―」 ひ‐の‐みく日の御供】 天皇が日々召し上がる御膳。ひのおもの。 ひ‐の‐みこ日の御子】 ①日の神、すなわち天照大神の御子孫。天皇の称。 ②ひつぎのみこ。皇太子の称。また、皇子。古事記「高光る―」 ひ‐の‐みさき日ノ岬・日ノ御埼】 和歌山県日高郡にある岬。紀伊水道に突出する紀伊半島西端の岬。灯台がある。 日ノ岬 撮影:的場 啓 ひ‐の‐みさき日御碕】 島根県出雲市大社町にある岬。島根半島の北西端。高さ44メートルの灯台がある。付近の経ふみ島はウミネコの繁殖地で、天然記念物に指定。 ひ‐の‐みつき日の貢】 日々奉るみつぎもの。万葉集6「み食つ国―と」 ひ‐の‐みつな日の御綱】 日の丸の形に造ったしめなわ。 ひのみ‐ばしご火の見梯子】 火災を望見するために設けた梯子。火災の際、番人が梯子の頂上に登って半鐘を打ち鳴らす。 ⇒ひ‐の‐み【火の見】 ひ‐の‐みはた日の御旗】 日の丸の旗。日章旗。 ひのみ‐ばんにん火の見番人】 火の見櫓で見張りをする番人。 ⇒ひ‐の‐み【火の見】 ひ‐の‐みや日の宮】 天上にあって、天照大神のいます宮。また、天照大神の子孫のいます宮。皇宮。続日本後紀19「―の聖ひじりの御子ぞ」 ⇒ひのみや‐びと【日の宮人】 ひのみ‐やぐら火の見櫓】 常時または火災の時に登って、その遠近・方向を望み見るやぐら。望火楼。〈[季]冬〉 火の見櫓 ⇒ひ‐の‐み【火の見】 ひのみや‐びと日の宮人】 日の宮に奉仕する人。大宮人。古事記「高光る―」 ⇒ひ‐の‐みや【日の宮】 ひ‐の‐め日の目】 日の光。太陽の光線。万葉集2「天雲を―も見せず」 ⇒日の目を見る

広辞苑 ページ 16667 での○火の中水の底単語。