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びわ‐ほうし【琵琶法師】ビハホフ‥🔗🔉

びわ‐ほうし琵琶法師ビハホフ‥ 琵琶を弾ずる法師。平安時代から巷間の盲人芸能者で、僧体で琵琶を弾ずるものがあった。鎌倉時代、平家物語を琵琶に合わせて語る平家(平曲)を始め、座を組織して活動。そのうちの当道座は近世初期に全国に拡大、幕府公認となったが、これに加わらない九州の一部の琵琶法師が18世紀に盲僧座を形成、琵琶を弾いて地神経じしんきょうを読誦し、余興に物語を歌った。これを盲僧琵琶といい、薩摩琵琶・筑前琵琶の母体となった。徒然草「―の物語を聞かむとて琵琶を召し寄せたるに」→平家3 琵琶法師

広辞苑 ページ 16872 での琵琶法師単語。