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うきよ‐ぞうし【浮世草子】‥ザウ‥🔗⭐🔉
うきよ‐ぞうし【浮世草子】‥ザウ‥
江戸時代の小説の一種。1682年(天和2)刊行の井原西鶴作「好色一代男」によって仮名草子と一線を画して以来、宝暦(1751〜1764)・明和(1764〜1772)頃まで約80年間上方かみがたを中心に行われた町人文学。遊里・劇場を中心とし、町人の情意生活を写した好色物・町人物・三味線物・気質物かたぎものなどのほか、武家物・怪談物・裁判物など多くの種類がある。西鶴の諸作や八文字屋本が有名。浮世本。
→文献資料[好色一代男]
⇒うき‐よ【憂き世・浮世】
広辞苑 ページ 1708 での【浮世草子】単語。