ふで【
筆】
(フミテ(文手)の転)
①墨・絵具・漆などを含ませ、文字または絵をかく用具。竹管または木製の軸の先に狸・兎・鹿などの毛を穂にしてはめたもの。毛筆
もうひつ。源氏物語
梅枝「墨・―、ならびなく選りいでて」。「―の運び」
②文字・絵などをかくこと。また、かかれた文字・文章・絵。筆跡。源氏物語
梅枝「―すみたる気色ありて」。「狩野探幽の―」
③
⇒ひつ。「―わけ」
⇒筆が荒れる
⇒筆が遅い
⇒筆が滑る
⇒筆が立つ
⇒筆に任せる
⇒筆を入れる
⇒筆を擱く
⇒筆を起こす
⇒筆を折る
⇒筆を下ろす
⇒筆を加える
⇒筆を染める
⇒筆を断つ
⇒筆を執る
⇒筆を拭う
⇒筆を走らす
⇒筆を揮う
⇒筆を曲げる