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ふと・い【太い】🔗🔉

ふと・い太い】 〔形〕[文]ふと・し(ク) ①まわりの長さや横幅が大きい。宇津保物語藤原君「ついたてさうじ立て、―・き縄ひきて布の御衣かけたり」。「―・い柱」「―・い線」 ②肥えている。肉が豊かである。平家物語9「聞ゆる木曾の鬼葦毛と云ふ馬の究めて―・う逞しきに」 ③物に恐れ動じない。安定している。万葉集2「真木柱―・き心はありしかど此の吾が心鎮めかねつも」。「肝が―・い」 ④横着である。ずうずうしい。歌舞伎、助六所縁江戸桜「うなア女郎の二重売りをしやアがるか、―・い奴だ」 ⑤声が低めで音量がゆたかである。「―・い声」 ⇒太く短く

広辞苑 ページ 17301 での太い単語。