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ヘーゲル【Georg Wilhelm Friedrich Hegel】🔗🔉

ヘーゲルGeorg Wilhelm Friedrich Hegel】 ドイツ観念論哲学の代表者。自己が異質な他者(対象)のなかでいったん自己を見失い、その他者と和解しあうことによってより大きな自己へと生成し、究極的に絶対知へ至る論理を示した精神現象学とともに、論理・自然・精神の3部門から成る哲学体系(エンチクロペディー)を、理念の弁証法的発展という方法で提示した。その包括的な体系は、キリスト教の三位一体説をグノーシス的に思弁化しようとすると同時に、諸学問を哲学に統合する試みでもあった。主著「精神現象学」「論理学」「エンチクロペディー」「法の哲学」のほか、死後出版された哲学史・歴史哲学・美学・宗教哲学などの講義がある。(1770〜1831) ⇒ヘーゲル‐がくは【ヘーゲル学派】

広辞苑 ページ 17670 でのGeorg Wilhelm Friedrich Hegel単語。