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へき‐ぎょく【碧玉】🔗🔉

へき‐ぎょく碧玉】 ①みどりいろの玉。菅家文草5「―の装ひせる箏の」 ②(jasper)不純物を含む石英。緻密・不透明で、酸化鉄を含むものは赤褐色、水酸化鉄を含むものは黄褐色。微細な緑色系雲母類を含むものは緑色。縞模様があるものを縞碧玉という。主にウラル・エジプト・ドイツなどに産出する。佐渡の赤玉、出雲の玉造石たまつくりいしなどはこれに属する。玉造石は古くより曲玉まがたま・管玉くだたまなどに作り、また印材・指輪・簪かんざし・笄こうがいなどの装飾品に使用。

広辞苑 ページ 17685 での碧玉単語。