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へちま【糸瓜・天糸瓜】🔗🔉

へちま糸瓜・天糸瓜】 ①ウリ科の蔓性一年草。熱帯アジアの原産。茎は長く、巻鬚まきひげで他物にからみつく。葉は掌状で3〜7に浅裂。夏、5弁の黄花を開く。雌雄同株。果実は円柱状で若いうちは食用、完熟すると果肉内に強靱な繊維組織が網目状に生じ、これをさらして汗除け・垢すりなどに用いる。唐瓜とうりともいい、「と」の字(いろは順の「へ」と「ち」の間)が名の由来という。〈[季]秋〉。〈日葡辞書〉 ②つまらぬもののたとえ。へちまのかわ。一休狂歌問答「世の中は何の―と思へども」 ⇒へちま‐えり【糸瓜襟】 ⇒へちま‐き【糸瓜忌】 ⇒へちま‐すい【糸瓜水】 ⇒へちま‐ぞうり【糸瓜草履】 ⇒へちま‐の‐かわ【糸瓜の皮】 ⇒へちま‐やろう【糸瓜野郎】 ⇒糸瓜の皮とも思わず

広辞苑 ページ 17711 での糸瓜単語。