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○歌は世につれ世は歌につれうたはよにつれよはうたにつれ🔗🔉

○歌は世につれ世は歌につれうたはよにつれよはうたにつれ 世の中の変化に応じて歌も変化し、歌の変化によって世の中も影響を受ける。歌は世情をよく反映しているものだの意。 ⇒うた【歌】 うた‐びくに歌比丘尼】 歌念仏をして勧進をする尼。後には色を売るようになった。→勧進比丘尼→熊野比丘尼 歌比丘尼 うた‐ひこう歌披講‥カウ 歌の披講式に甲調・乙調・上甲調の3種の音譜で順々に1回ずつ歌うこと。歌会始には、御製は5回(甲調・乙調・乙調・上甲調・甲調)、皇后・皇太后の歌は3回、親王の歌は2回。二条流(綾小路流)と冷泉流とがある。 うた‐びと歌人】 ①和歌を巧みに詠む人。うたよみ。かじん。 ②雅楽寮で舞楽の時、歌を歌うことをつかさどる役。 ③歌を巧みに歌う人。うたいて。万葉集16「―と吾を召すらめや」 ④詩人。 うた‐ひめ歌姫】 ①歌を巧みに歌う女。浄瑠璃、義経千本桜「梅ヶ枝うたふ―の」 ②女性歌手。「一座の―」 うた‐ぶえ歌笛】 古代の笛。指孔の六つある横笛で、東遊あずまあそびの伴奏に用いた。鎌倉時代には高麗笛こまぶえで代用。中管ちゅうかん。東遊笛。 うた‐ぶくろ歌袋】 ①和歌の詠草を入れておく袋。檀紙・錦・綾などでつくり、水引をとおし、座敷の柱にかけて飾りとする。 歌袋 ②蛙の喉のふくれあがっているところ。鳴嚢めいのううたぶくろ歌袋】 歌学書。6巻6冊。富士谷御杖ふじたにみつえの成寿なりのぶ時代の著。1793年(寛政5)刊。六運・五体・詞などに父成章なりあきらの説を祖述。歌人名検字などを含む。 うた‐まい歌舞‥マヒ 歌と舞。また、歌い舞うこと。 ⇒うたまい‐どころ【歌舞所】 ⇒うたまい‐の‐つかさ【楽官】 ⇒うたまい‐の‐ひと【歌舞人】 うたまい‐どころ歌舞所‥マヒ‥ 雅楽寮。 ⇒うた‐まい【歌舞】 うたまい‐の‐つかさ楽官‥マヒ‥ ①雅楽寮・大歌所・楽所・内教坊の総称。楽府がふ。持統紀「―奏楽うたまいつかえまつる」 ②雅楽寮。 ⇒うた‐まい【歌舞】 うたまい‐の‐ひと歌舞人‥マヒ‥ 歌舞を職とする人。特に、雅楽の楽人。伶人。允恭紀「種々くさぐさの―八十」 ⇒うた‐まい【歌舞】 うた‐まくら歌枕】 ①歌を詠むときの典拠とすべき枕詞・名所など。また、それらを書き集め解説した書。源氏物語玉鬘「万のさうし、―」 ②古歌に詠みこまれた諸国の名所。 うたまろ歌麿⇒きたがわうたまろ(喜多川歌麿) うた‐め歌女】 ①上手に歌う女。うたひめ。 ②(→)「うたいめ」1に同じ。 ↔歌男うたお うた‐めい歌銘】 茶道具の銘の一種。銘の言葉を古歌のなかから選んで付けたもの。 うた‐もの歌物・唄物】 地歌・箏曲の曲種の一分類。歌を主体とした曲。語り物的な浄瑠璃物や器楽的な手事物に対していう。 うた‐ものがたり歌物語】 ①歌を中心とした短い物語。 ②1を集めて一つの物語としたもの。平安前期の伊勢物語・大和物語の類。 うた‐よみ歌詠み】 ①和歌をよみ、つくること。 ②和歌をよむ人。歌人。 ⇒うたよみ‐どり【歌詠み鳥】 うたよみ‐どり歌詠み鳥】 ウグイスの異称。古今和歌集の序に「花に鳴く鶯、水に住む蛙の声を聞けば、…いづれか歌を詠まざりける」とあるのに基づく。 ⇒うた‐よみ【歌詠み】 うだら‐しんめいうだら神明】 千葉県山武郡で、正月14日夜、ニワトコの枝で作って供える削掛けずりかけウタリ (アイヌ語で親族・同胞の意)アイヌ民族のこと。 うた‐りょう雅楽寮‥レウ ⇒ががくりょう うだ・る茹だる】 〔自五〕 (ユダルの転) ①ゆだる。 ②暑気のために体がだるくなる。「―・るような暑さ」 うたれ‐づよ・い打たれ強い】 〔形〕 つらい仕打ちにもよく耐える。逆境にあってもくじけない。

広辞苑 ページ 1812 での○歌は世につれ世は歌につれ単語。