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ぼんぼり🔗🔉

ぼんぼり ①物がうすく透いてぼんやりと見えるさま。はっきりしないさま。ほんのり。 ②(「雪洞」と書く) ㋐茶炉などに用いる紙張りのおおい。せっとう。 ㋑絹または紙張りのおおいをつけた手燭てしょく。また、灯台形で、一本柱の上に上開きの六角形や球形のおおいをつけたもの。油火と蝋燭ろうそくとがある。島崎藤村、家「家のものが皆な寝た頃、お種は雪洞ぼんぼりを点ともして表座敷の方へ見に行つた」 ぼんぼり ③中啓ちゅうけいの一種。親骨の先端を内側にそらせて中広がりとした扇。近世宮廷で使用。 ④耳垢みみあかをとる道具。頭部を羽で作り柄をつけたもの。耳払い。 ⑤料理の名。鯛・鱈たら・海老えびなどの身をゆでて擂鉢すりばちですり、調味して炒りあげ、中高に盛ったもの。 ⑥(→)「ぼんぼり綿」の略。 ⇒ぼんぼり‐わた【ぼんぼり綿】

広辞苑 ページ 18334 でのぼんぼり単語。