複数辞典一括検索+
○枕を割るまくらをわる🔗⭐🔉
○枕を割るまくらをわる
苦心する。肝胆を砕く。「枕を砕く」「枕を割らす」とも。
⇒まくら【枕】
まくり【捲り】
①まくること。
②屏風・襖ふすまなどに貼ってあった書画などをはがしたもの。また、表装しないままおかれてある書画。
⇒まくり‐ぎり【捲り切り】
⇒まくり‐で【捲り手】
⇒まくり‐のみ【捲り飲み】
⇒まくり‐ば【捲り葉】
まくり【海人草・海仁草】
①海産の紅藻。紀伊半島から台湾までの干潮線下の岩上に産する。体は円柱状で、高さ約8センチメートル。強靱で不規則に分枝し、毛状突起を密布。黒褐色で、乾燥すればやや樺色に変ずる。回虫駆除に用いる。鷓鴣菜。かいにんそう。好色五人女4「出さまに―甘草かんぞうをとりもちて」
②1に甘草・大黄だいおうなどを加えた回虫駆除薬。どくまくり。
まくり‐あ・げる【捲り上げる】
〔他下一〕[文]まくりあ・ぐ(下二)
①巻いて上方へ上げる。まくって上げる。「袖を―・げる」
②人などを追いあげる。太平記14「敵三千余騎を遥の峰へ―・げ」
まくり‐い・れる【捲り入れる】
〔他下一〕[文]まくりい・る(下二)
巻いて中へ入れる。まくって入れる。
まくり‐お・つ【捲り落つ】
〔自上二〕
追い払われて逃げ落ちる。太平記29「敵一たまりもたまらず谷底へ―・ちて」
まくり‐おと・す【捲り落す】
〔他四〕
追い立てて逃げ落ちさせる。太平記7「寄手千余騎、谷底へ皆―・されて」
まくり‐ぎり【捲り切り】
すきまもなく切りつけること。切りまくること。
⇒まくり【捲り】
まくり‐だ・す【捲り出す】
〔他四〕
追い立てる。追い出す。浄瑠璃、曾根崎「―・して大坂の地はふませぬ」
まくり‐た・つ【捲り立つ】
〔他下二〕
盛んに追い立てる。歌舞伎、傾城壬生大念仏「大太刀振つて大勢を―・て―・て」
まくり‐つ・く【捲り付く】
〔他下二〕
追い立てる。太平記29「石堂・上杉が七百余騎の勢を山際まで―・けて」
マグリット【René Magritte】
ベルギーの画家。シュールレアリスム運動に参加。日常的なものや光景を非日常的な文脈で結びつけて、不思議なイメージを多く生み出した。作「大家族」など。(1898〜1967)
まくり‐で【捲り手】
腕まくり。そでまくり。西鶴織留2「麻の衣の袖―して」
⇒まくり【捲り】
まくり‐のみ【捲り飲み】
かたはしから飲みほすこと。つづけざまに飲むこと。
⇒まくり【捲り】
まくり‐ば【捲り葉】
風にまくれる葉。万代和歌集夏「池の蓮の―に」
⇒まくり【捲り】
マグリブ【Maghrib アラビア】
(「日の沈む地」「西」の意)チュニジア・アルジェリア・モロッコなどアフリカ北西部諸地域の総称。リビアを含めることもある。マグレブ。
マクリントック【Barbara McClintock】
アメリカの遺伝学者。トウモロコシの細胞遺伝を研究、実の斑ふ入りの原因が動く遺伝子(トランスポゾン)と呼ばれる調節因子であることを発見。ノーベル賞。(1902〜1992)
まく・る【捲る】
[一]〔他五〕
①覆いなどを巻くようにして上げる。まきあげる。今昔物語集25「表衣うえのきぬの袖を―・り」。「腕を―・る」
②めくる。はぐ。日葡辞書「ヤネヲマクル」
③追いのける。義経記2「遮那王殿と一つになりて追ふつ―・つつ散々に戦ひ」
④競輪などで、追い上げて一気に抜く。
⑤「する」をいやしめていう語。浄瑠璃、嫗山姥こもちやまうば「意地張つて大怪我―・らんより」
⑥(他の動詞に付いて)その動作をむやみにする意を表す。「雑文を書き―・る」
[二]〔自下二〕
⇒まくれる(下一)
ま‐く・る【眩る】
〔自下二〕
(マグルとも)
①目がくらむ。目がまわる。宇治拾遺物語1「かしらを荒う打ちて―・れ入りてふせりけり」
②煙や炎などにまかれて窒息する。気を失う。方丈記「焔に―・れてたちまちに死ぬ」。日葡辞書「キ(気)ガマグレタ」
まぐ・る【紛る】
〔自下二〕
⇒まぐれる(下一)
マクルーハン【Herbert Marshall McLuhan】
カナダの社会学者・文明批評家。「メディアはメッセージである」とするメディア論を先駆的に展開。著「グーテンベルクの銀河系」「メディアの理解」など。(1911〜1980)
まぐれ【紛れ】
①まぎれ。
②まぐれあたり。偶然。「―で当てる」
⇒まぐれ‐あたり【紛れ中り・紛れ当り】
⇒まぐれ‐ざいわい【紛れ幸い】
まぐれ‐あたり【紛れ中り・紛れ当り】
偶然にあたること。「―のホームラン」
⇒まぐれ【紛れ】
まぐれ‐い・る【紛れ入る】
〔自四〕
物にまぎれて入り込む。混雑につけこんで入り込む。まぐれこむ。まぎれこむ。
まぐれ‐ざいわい【紛れ幸い】‥ザイハヒ
予期しないさいわい。まぎれざいわい。こぼれざいわい。
⇒まぐれ【紛れ】
マグレブ【Maghreb】
⇒マグリブ
まく・れる【捲れる】
〔自下一〕[文]まく・る(下二)
端が巻かれたように上がった状態になる。はがれて上がる。めくれる。「すそが―・れる」
まぐ・れる【紛れる】
〔自下一〕[文]まぐ・る(下二)
(→)「まぎれる」に同じ。
ま‐くろ【真黒】
真に黒いこと。すべて黒いこと。まっくろ。
マクロ【macro】
(makros ギリシアから)
①極めて大きいもの。巨大。↔ミクロ。
②マクロスコピックの略。
③マクロレンズの略。また、それを使った写真撮影。
④ソフトウェアで、複雑な操作手順をあらかじめ記述して登録し、必要な時に簡単に実行させる機能。
⇒マクロ‐けいざいがく【マクロ経済学】
⇒マクロ‐コスモス【Makrokosmos ドイツ】
⇒マクロ‐スコピック【macroscopic】
⇒マクロ‐バースト【macroburst】
⇒マクロ‐ファージ【macrophage】
⇒マクロ‐ぶんせき【マクロ分析】
⇒マクロ‐レンズ【macrolens】
まぐろ【鮪】
(「眼黒」の意)
①サバ科マグロ属の硬骨魚の総称。マグロ・メバチ・キハダ・インドマグロ・タイセイヨウマグロの類。〈[季]冬〉
マグロ
提供:東京動物園協会
②船酔いして横になっている人。(漁師言葉)
マクロ‐けいざいがく【マクロ経済学】
一国全体としての投資や消費などの集計概念を用いて経済活動を分析する経済学。↔ミクロ経済学。
⇒マクロ【macro】
マクロ‐コスモス【Makrokosmos ドイツ】
大宇宙。↔ミクロコスモス。
⇒マクロ【macro】
マクロ‐スコピック【macroscopic】
巨視的。↔マイクロスコピック。
⇒マクロ【macro】
マクロ‐バースト【macroburst】
大型のダウンバースト。水平規模は4キロメートルを超え、風速は毎秒60メートルに達する。継続時間が30分にも及ぶことがある。→マイクロバースト。
⇒マクロ【macro】
マクロ‐ファージ【macrophage】
細菌・異物・細胞の残骸などを細胞内に取りこみ消化する力の強い大型の単核細胞。炎症の修復や免疫にあずかる。大食細胞。→単球。
⇒マクロ【macro】
マクロ‐ぶんせき【マクロ分析】
国民経済全体のレベルで、国民所得の決定と変動の要因およびそのメカニズムを検討すること。巨視的分析。↔ミクロ分析。
⇒マクロ【macro】
マクロライドけい‐こうせいぶっしつ【マクロライド系抗生物質】‥カウ‥
(macrolides; macrolide antibiotics)マイコプラスマやクラミジアに有効な抗生物質。蛋白質の合成を阻害して抗菌性を示す。エリスロマイシン・ロキシスロマイシン・アジスロマイシンなど。
マクロ‐レンズ【macrolens】
接写用の写真レンズ。
⇒マクロ【macro】
まくわ【真桑】マクハ
真桑瓜まくわうりの略。
⇒まくわ‐うり【真桑瓜】
ま‐ぐわ【馬鍬】‥グハ
農具の一種。長さ約1メートルの横木に約20センチメートルの鉄製の歯10本内外を植え、これに鳥居形の柄をつけたもの。牛馬にひかせて土を砕いたりならしたりするのに用いる。まんが。
馬鍬
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
ま‐ぐわい【目合】‥グハヒ
①目を見合わせて愛情を知らせること。めくばせ。古事記上「―して相婚あひたまひて」
②男女の交接。性交。古事記上「吾あれ、汝いましに―せむと欲おもふはいかに」
まくわ‐うり【真桑瓜】マクハ‥
(美濃国本巣郡真桑村(今、岐阜県本巣市)に産したのが有名であったことから)メロンの一変種。日本には古く渡来したとされる。果実は果皮が緑・黄(キンマクワ)または白色(ギンマクワ)で、食用。未熟な果実を乾して催吐剤・下剤とする。味瓜。都瓜。甘瓜。梵天瓜。漢名、甜瓜てんか。〈[季]夏〉。〈日葡辞書〉
⇒まくわ【真桑】
ま‐ぐわ・し【目細し】‥グハシ
〔形シク〕
見た目に美しい。うるわしい。万葉集14「―・し児ろは誰が笥けか持たむ」


広辞苑 ページ 18450 での【○枕を割る】単語。