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○内裸でも外錦うちはだかでもそとにしき🔗⭐🔉
○内裸でも外錦うちはだかでもそとにしき
世の中を渡るには、世間体をかざらないわけにはいかない。
⇒うち【内】
うち‐はた・す【打ち果たす・討ち果たす】
〔他五〕
討って、相手の命を絶つ。狂言、居杭「これは堪忍ならぬ、―・してくれう」
うち‐はちもんじ【内八文字】
遊女の道中する時の歩き方。両足の爪先を内側に向けて「八」の字の形に歩くこと。↔外八文字
うち‐はなし【打ち放し】
(ウチッパナシとも)
①鉄筋コンクリート建築で、型枠をはずした表面をそのまま仕上げ面とすること。
②ゴルフの練習で、球を打ったままにしておくこと。
うちはなち‐に【打ち放ちに】
〔副〕
愛敬なく。ぶしつけに。むきだしに。住吉物語「あはれと見奉りながら、若き者にて、―申しけるにこそ」
うち‐ばば【内馬場】
大内裏の武徳殿の前にある馬場。天皇がここで射御しゃぎょを見た。壺馬場つぼのばば。
うち‐はぶ・く【打ち羽振く】
〔自四〕
「はぶく」を強めていう語。羽をうつ。羽ばたく。万葉集19「―・き鶏とりは鳴くとも」
うち‐は・む【打ち填む】
〔他下二〕
①はめる。投げこむ。万葉集17「鶯のなくくら谷に―・めて焼けは死ぬとも君をし待たむ」
②押しこめる。落窪物語1「―・めておきたるぞよき」
うちば‐もん【内端者】
(ウチバモノの訛)控え目な人。内気な人。浮世風呂2「近所で名代の―だから」
⇒うち‐ば【内端】
うち‐はやし【打囃し】
太鼓・鼓つづみなどを打つ芸事。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「茶の湯・盤上・―、男の芸に一つでも」
うち‐はや・す【打ち早す】
〔他四〕
馬に鞭をあてて、早める。いそがせる。蜻蛉日記中「これかれ馬―・して先立つもありて」
うち‐はや・す【打ち囃す】
〔他五〕
「囃す」を強めていう語。はやしたてる。「やんやと―・す」
うち‐はや・む【打ち早む】
〔他下二〕
「打ち早す」に同じ。
うち‐はや・る【打ち逸る】
〔自四〕
「はやる」を強めていう語。気負う。調子に乗る。堤中納言物語「―・りて物怖ぢせず」
うち‐はらい【打払い】‥ハラヒ
①布で作って、塵を払う道具。塵払い。
②銃砲を撃って敵を追い払うこと。
うち‐ばらい【内払い】‥バラヒ
内金を支払うこと。また、債務の一部を支払うこと。うちわたし。
うち‐はら・う【打ち払う】‥ハラフ
〔他五〕
①払う。払いきよめる。謡曲、鉢木「袖なる雪を―・ひ―・ひし給ふ姿」
②(「撃ち払う」とも書く)追い払う。銃砲をうって敵を追い散らす。「黒船を―・う」
うち‐はり【内張】
(→)浮張うけばりに同じ。
うち‐ばり【内張り】
内側に張ること。また、その張ったもの。「―板」
うち‐ばり【梁】
⇒うつばり。三十二番職人歌合「―広き殿作りせむ」
うち‐ばん【打盤】
物を打つのに用いる台。
うち‐ひ【打樋】
長くかけわたしたとい。かけひ。
うち‐び【打日】
演劇などの興行日数。
うち‐び【打火】
燧石ひうちいしでうち出す火。きりび。謡曲、野守「―かがやく鏡の面に」
うち‐ひ・く
〔他四〕
責めさいなむ。いじめる。落窪物語1「夜ひとよ知らぬことにより―・き給ひ」
うちひ‐さす
〔枕〕
(ウチはウツの転。全日うつひが射し入るの意。また一説に、ウチヒはウツシヒ(現し日)の約)「宮」「都」にかかる。「うちひさつ」とも。万葉集11「―宮道みやじを人は満ち行けど」
うち‐ひし・ぐ【打ち拉ぐ】
〔他五〕
①強い力で相手を打ち砕く。戦いで相手を潰滅させる。太平記32「只一打ちに―・がんと」
②(多く受身の形で)強い衝撃で意気・意欲を完全になくす。「度重なる不幸に―・がれる」
うち‐びと【内人】
伊勢神宮・熱田神宮などに奉仕した神職の一つ。うちんど。
うち‐ひも【打紐】
三筋以上の糸を組んで作った紐。組紐。打緒。
うち‐ひら・く【打ち開く】
〔自他五〕
①「開く」を強めていう語。
②ひろびろとしている。狂言、萩大名「つつと―・いた景色のよい庭でござる」
広辞苑 ページ 1846 での【○内裸でも外錦】単語。