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まつ‐ばやし【松囃子・松拍子・松囃】🔗🔉

まつ‐ばやし松囃子・松拍子・松囃】 ①南北朝・室町時代の正月芸能。村人・町衆・侍衆などがそれぞれ組を作り、美しく装って歌い舞い、諸邸に参入して祝賀の芸を演じたものだが、詳細は不明。将軍邸には唱門師しょうもんじが参入するのを例としたが、のちには猿楽と代わり、観世大夫などが勤めた。〈[季]新年〉 ②謡初うたいぞめの称。江戸幕府では正月2日(のち3日)、諸大名を殿中に集めて催した。〈[季]新年〉 ③左義長さぎちょうのこと。飾囃かざりばやし。飾揚げ。 ④松迎まつむかえのこと。

広辞苑 ページ 18565 での松囃子単語。