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○冥利に尽きるみょうりにつきる🔗🔉

○冥利に尽きるみょうりにつきる ①この上ない大きな恩恵を受けてありがたく感じること。 ②神仏から見放される。中村花痩、赤毛布「高利を貸さんは冥利に尽くる業なり」 ⇒みょう‐り【冥利】 みょう‐りょ冥慮ミヤウ‥ 人の目に見えない神仏の心。神仏の思慮。めいりょ。 みょう‐れい妙齢メウ‥ 女性のうら若い年頃。福田英子、妾の半生涯「斯く―の身を以て」 ミヨーDarius Milhaud】 フランスの作曲家。「六人組」の一人。バレエ音楽「世界の創造」、管弦楽曲「プロヴァンス組曲」など多作。(1892〜1974) みよ‐かし見よかし】 (ミヨガシとも。カシは助詞)「これ見よ」といって見せびらかすような態度。これみよがし。 ⇒みよかし‐がお【見よかし顔】 みよかし‐がお見よかし顔‥ガホ 「これ見よ」といわぬばかりの顔付き。見せびらかす様子。 ⇒みよ‐かし【見よかし】 みよさ】 (関東・北陸・中部・関西地方で)しいな、すなわち不熟の穀物のこと。 みよし】 (ミオシ(水押)の転)和船の船首材。へさきに出ていて波を切る木。転じて、船首・へさき。によし。→和船(図) みよし三好】 徳島県西部の市。四国の中央に位置し、交通の要衝。祖谷渓いやだに・大歩危おおぼけ峡などがある。人口3万4千。 みよし三好】 姓氏の一つ。 ⇒みよし‐さんにんしゅう【三好三人衆】 ⇒みよし‐じゅうろう【三好十郎】 ⇒みよし‐たつじ【三好達治】 ⇒みよし‐ながよし【三好長慶】 ⇒みよし‐まなぶ【三好学】 みよし三次】 広島県北部、三次盆地の中心都市。もと浅野家支藩5万石の城下町。山陰と山陽とを結ぶ交通の要地で、商業・工業が盛ん。人口5万9千。 みよし三善】 姓氏の一つ。 ⇒みよし‐きよゆき【三善清行】 ⇒みよし‐やすのぶ【三善康信】 みよし‐きよゆき三善清行】 平安前期の官人・学者。文章得業生もんじょうとくごうしょうから立身して、文章博士兼大学頭。901年(延喜1)に革命改元の議を、914年に意見封事を上奏した。死の前年、参議となる。善相公。(847〜918) →著作:『三善清行意見封事』[三善清行意見封事(抜粋・原漢文)] ⇒みよし【三善】 みよし‐さんにんしゅう三好三人衆】 戦国末期の武将三好長慶ながよしの家臣、三好長逸ながゆき・岩成友通・三好政康の3人の称。長慶の死後、養子の義継を擁して専権をふるい、松永久秀・織田信長らと争ったが次第に衰えた。 ⇒みよし【三好】 みよし‐じゅうろう三好十郎‥ジフラウ 劇作家。佐賀県生れ。早大卒。プロレタリア演劇運動に参加、離脱後も社会的視野の広い戯曲を書いた。作「浮標ブイ」「その人を知らず」「炎の人」など。(1902〜1958) 三好十郎 撮影:田沼武能 ⇒みよし【三好】 みよし‐たつじ三好達治‥ヂ 詩人。大阪市生れ。陸士中退後、東大卒。「詩と詩論」の新詩運動に参加、のち堀辰雄らと「四季」を創刊。知性と感性の調和した抒情詩を完成。詩集「測量船」「南窗集なんそうしゅう」「一点鐘」、随筆集「路傍の秋」など。(1900〜1964) 三好達治 撮影:田沼武能 ⇒みよし【三好】 みよし‐ながよし三好長慶】 戦国時代の武将。管領細川晴元の臣。1549年(天文18)晴元らと戦って勝ち、将軍足利義輝をいただいて権勢をふるった。晩年は、その臣松永久秀に圧倒された。(1522〜1564) ⇒みよし【三好】 みよし‐の‐しんじ御葭の神事】 悪疫除けを祈る伝承神事の一つ。津島祭最後の深夜、束ねた葭よしに疫神を託して川に流す。熱田神宮では陰暦6月5日に類似の神事が行われた。 みよし‐まなぶ三好学】 植物学者。美濃(岐阜県)岩村藩出身。東大教授。学士院会員。「欧洲植物学輓近之進歩」により植物生態学を生理学から分離、また天然記念物の保存に尽力。著「桜」「最新植物学」「植物生態美観」など。(1861〜1939) ⇒みよし【三好】 みよし‐やすのぶ三善康信】 鎌倉前期の政治家。明法家。源頼朝に招かれて鎌倉に下り、幕府問注所の初代執事となる。法名、善信。(1140〜1221) ⇒みよし【三善】 みよ‐の‐し三世の師】 過去・現在・未来の師、すなわち法師・僧侶、または仏。 みよ‐の‐な御世の名】 年号。 みよ‐はじめ御世始め・御代始め】 天皇の御治世の始め。即位。 み‐より身寄り】 ①血縁のある人。みうち。親族。縁者。「―のない老人」 ②鷹狩で、鷹の右方。鷹を左手に据えたとき、わが身に近くなる方だからいう。続古今和歌集「はし鷹の―の翼」 みら韭・韮(→)ニラの古名。〈新撰字鏡7ミラMira ラテン】 (「不思議な星」の意)鯨座くじらざにある変光星。色は赤く、約332日の周期で星体が脈動して光度が2.0等から10.1等に変光する。 ミラーmirror】 鏡。「バック‐―」「マジック‐―」 ⇒ミラー‐サイト【mirror site】 ⇒ミラー‐ボール【mirror ball】 ミラーArthur Miller】 アメリカの劇作家。現代社会を批判する写実派的作品を発表。代表作「セールスマンの死」「るつぼ」など。(1915〜2005) ミラーGlenn Miller】 アメリカのジャズ演奏家。トロンボーン奏者から出発し、ビッグバンドを結成。甘美な音色の編曲で成功を収める。(1904〜1944) ミラーHenry Miller】 アメリカの小説家。前衛派的な独特の文体で、性をあからさまに描写。小説「北回帰線」「南回帰線」「セクサス」など。(1891〜1980) ミラー‐サイトmirror site】 インターネットで、他のウェブサイトの内容をそのまま複製したサイト。特定のサイトにアクセスが集中するのを避けるために設けられる。 ⇒ミラー【mirror】 ミラージュmirage】 ①(→)蜃気楼しんきろう。 ②(Mirage フランス)フランスの戦闘機の機種の一つ。 ミラー‐ずほうミラー図法‥ヅハフ 地図投影法の一つ。擬円筒図法。アメリカのミラー(O. M. Miller1897〜1979)が考案。メルカトル図法を改良し、著しく拡大されて表せなかった両極地方を描けるようにした。経線・緯線はともに直線。 ミラー‐ボールmirror ball】 数多くの小さな鏡でおおった球形の飾り。ダンスホールなどで、天井から吊し、光を当てながら回す。 ⇒ミラー【mirror】 み‐らい未来】 ①〔仏〕三世さんぜの一つ。後世ごせ。来世。未来世。平家物語灌頂「過去―の因果をさとらせ給ひなば」 ②過去・現在とともに時の流れを三区分した一つで、まだ来ていない部分。「将来」より広く、一般的な称。平家物語3「このおとどは不思議の人にて―の事をもかねてさとり給ひけるにや」。「都市の―図」「人類の―」→将来。 ③文法で、時制の範疇はんちゅうの一つ。今より後に起こると推量される事柄を述べるもの。 ⇒みらい‐えいえい【未来永永】 ⇒みらい‐えいごう【未来永劫】 ⇒みらい‐がく【未来学】 ⇒みらい‐き【未来記】 ⇒みらい‐ざい【未来際】 ⇒みらい‐ず【未来図】 ⇒みらい‐せ【未来世】 ⇒みらい‐ぞう【未来像】 ⇒みらい‐は【未来派】 ⇒みらい‐ようごう【未来永劫】 み‐らい味蕾】 舌粘膜の各種の乳頭内にある卵形の小体。感覚細胞から成り、味覚をつかさどる。味覚芽。 みらい‐えいえい未来永永(→)未来永劫に同じ。 ⇒み‐らい【未来】 みらい‐えいごう未来永劫‥ゴフ 未来永久にわたること。みらいようごう。 ⇒み‐らい【未来】 みらい‐がく未来学】 (futurology)科学的方法によって、未来社会予測のための定量的情報を得ようとする研究。1960年代に提唱されたが、方法・理論が明確にならないまま衰退。 ⇒み‐らい【未来】 みらい‐き未来記】 ①未来のことを予言して書いた書。平家物語8「聖徳太子の―にも今日のことこそゆかしけれ」 ②和歌や連歌で、趣向をこらしすぎて表現の不自然になったものをいう。さゝめごと「歌には―とて嫌はるる体あり」 ⇒み‐らい【未来】 みらい‐ざい未来際】 世のあらんかぎり。 ⇒み‐らい【未来】 みらい‐ず未来図‥ヅ 未来に予測されるありさま。また、将来のあるべき姿を描いたもの。 ⇒み‐らい【未来】 みらい‐せ未来世】 〔仏〕三世さんぜの一つ。未来。→現在世→過去世⇒み‐らい【未来】 みらい‐ぞう未来像‥ザウ 未来に想像されるありさま。また、将来のあるべき姿。 ⇒み‐らい【未来】 みらい‐は未来派】 (futurism)20世紀初頭イタリアに興った芸術(絵画・彫刻・文学)上の運動。マリネッティが主唱。調和・統一・伝統を否定し、躍動的な力および運動の感覚を重視した。 ⇒み‐らい【未来】 みらい‐ようごう未来永劫‥ヤウゴフ ⇒みらいえいごう ⇒み‐らい【未来】 ミラクルmiracle(→)奇跡ミラノMilano】 イタリア北部の都市。古代ローマ帝国第一の商業地。現在も重要な商工業都市。市内に宗教上の建物が多く、宮殿・図書館・劇場(スカラ座)なども有名。人口128万6千(2004)。英語名ミラン。 ⇒ミラノ‐ちょくれい【ミラノ勅令】 ミラノ‐ちょくれいミラノ勅令】 ローマ帝国のキリスト教迫害政策を終わらせ、キリスト教を公認した勅令。コンスタンティヌス・リキニウス(Licinius)両皇帝のミラノでの協定に基づき、313年に布告。 ⇒ミラノ【Milano】 みらのね‐ぐさ細辛】 〔植〕(→)サイシンの古称。〈本草和名〉 ミラボーHonoré Gabriel Riqueti, Comte de Mirabeau】 フランスの政治家。父は著名な重農主義者。貴族だが、1789年三部会第三身分代表として革命当初の国民議会を指導。立憲君主制を支持し次第にジャコバン派と対立。著「プロイセン王国論」など。(1749〜1791)

広辞苑 ページ 19031 での○冥利に尽きる単語。