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みょう‐り【冥利】ミヤウ‥🔗🔉

みょう‐り冥利ミヤウ‥ ①〔仏〕善業ぜんごうの報いとして得た利益。 ②神仏が知らず知らずのうちに与える恩恵。冥加の利益りやく。 ③ある立場・境遇でしぜんに受ける恩恵や幸福。浄瑠璃、百合若大臣野守鏡「常の人のいはぬことかごかき―にかなふた」。「商売―」 ④誓いの詞。反すれば冥利を失うのも差し支えないの意。浄瑠璃、博多小女郎波枕「男―商―虚言ござらぬ」 ⇒冥利に尽きる ○冥利に尽きるみょうりにつきる ①この上ない大きな恩恵を受けてありがたく感じること。 ②神仏から見放される。中村花痩、赤毛布「高利を貸さんは冥利に尽くる業なり」 ⇒みょう‐り【冥利】

広辞苑 ページ 19031 での冥利単語。