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めでた・い🔗🔉

めでた・い 〔形〕[文]めでた・し(ク) (メデ(愛)イタシ(甚)の約。「目出度い」「芽出度い」は当て字) ①好み愛したい感じがする。伊勢物語「散ればこそいとど桜は―・けれうき世に何か久しかるべき」。源氏物語帚木「いとなつかしく語らひ給ふ。童心地いと―・く嬉しと思ふ」 ②結構だ。立派だ。すばらしい。竹取物語「あやしくうるはしく―・き物にもと申す」。源氏物語浮舟「いと―・き御住ひの心深きを、猶ふさはしからず見奉る」。「社長の覚えが―・い」 ③祝うべきである。慶賀すべきである。喜ばしい。狭衣物語3「―・きにつけても世の人の物言ひは聞きにくきものにて」。平家物語3「今度さしも―・き御産に、大赦は行はれたりといへども」。「―・いことが続く」 ④(普通「お」を付けて用いる)人がよすぎて他人に欺かれやすい。「お―・い人」 ⇒めでたくなる

広辞苑 ページ 19361 でのめでた・い単語。