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○秋茄子嫁に食わすなあきなすびよめにくわすな🔗⭐🔉
○秋茄子嫁に食わすなあきなすびよめにくわすな
「秋なすび早酒わささの粕につきまぜて棚におくとも嫁(「嫁が君」の略、即ち鼠)に食はすな」の和歌に基づくという。後世、姑に対する嫁と解して、秋茄子は、「身体を冷やすから」あるいは「種子が少なくて子種がないと困るから」大事な嫁に食わすな、また逆に、「種子が多くて妊みやすいから」あるいは「こんなにうまいのだから」憎い嫁に食わすな、など諸解を生じた。最後の解が普通行われる。秋茄子なすは嫁に食わすな。
⇒あき‐なすび【秋茄子】
あきな‐の‐やま【安伎奈の山】
神奈川県足柄付近の山。万葉集14「足柄の―に引こ船の」
あき‐なり【秋成】
秋、納入する田の年貢。秋の物成り。
アギナルド【Emilio Aguinaldo】
フィリピン独立運動の指導者。初めスペイン軍と戦って、1899年フィリピン共和国を樹立し大統領となる。アメリカのフィリピン支配に反対、抗米戦争を開始したが、1901年降伏、政界より引退。(1869〜1964)
あぎに【阿耆尼】
⇒アグニ
あき‐にれ【秋楡】
ニレ科の落葉高木。高さ10メートルに達する。本州中部から西の山野に自生。葉はやや革質、楕円形で縁に切れ込みがある。初秋、葉腋に淡黄色の小花を開く。材は挽物ひきもの細工・車軸・薪炭などに用いる。イシゲヤキ。カワラゲヤキ。
アキノ【Corazon Aquino】
フィリピンの大統領(1986〜1992)。1983年反マルコス陣営の指導者で夫の元上院議員ベニグノ=アキノ(Benigno A.1932〜1983)が暗殺されて以降、民主化運動の象徴的存在。マルコスの失脚後、大統領に就任。(1933〜)
アキノ
提供:Photoshot/APL
あき‐の‐あめ【秋の雨】
秋に降る雨。秋雨あきさめ。また、秋の長雨。秋霖しゅうりん。秋黴雨あきついり。〈[季]秋〉
あきのいろくさ【秋の色種】
長唄。南部利敬夫人教子のりこまたは南部信侯のぶとも作詞(共作とも)。10代杵屋六左衛門作曲。1845年(弘化2)初演。麻布の南部藩主御殿の新築祝いの曲。地歌・箏曲の旋律を巧みに取り入れて秋の情趣を描く。
あき‐の‐うなぎつかみ【秋の鰻攫み】
タデ科の一年草。湿地に普通。高さ約1メートル。茎は細長く、盛んに分枝して横に拡がる。茎・葉柄・葉の中脈には逆向きのとげが多く、葉は矢羽形で先端はとがる。秋、枝の先端に上半が紅く、下半が白い小花の密生した花穂をつける。アキノウナギヅル。和名は逆棘の状態からいう。
あき‐の‐うみ【秋の海】
秋の、空気が澄んで遠くまで見えるさわやかな海。〈[季]秋〉
あき‐の‐おうぎ【秋の扇】‥アフギ
(「秋扇しゅうせん」の訓読。班婕妤はんしょうよが、寵ちょうを失った自分を秋冷になって捨てられた扇に比した故事から)寵愛の衰えた女のたとえ。団雪の扇。壬二みに集「―の名をば忘れじ」
あき‐の‐か【秋の香】
松茸など、秋を感じさせるもののかおり。また、そのもの。万葉集10「みちさかりたる―のよさ」
あき‐の‐か【秋の蚊】
秋になっても生き残っている弱々しい蚊。〈[季]秋〉
あき‐の‐かた【明の方】
(→)恵方えほうに同じ。
あき‐の‐かわ【秋の川】‥カハ
水が清く澄んで流れ、秋を感じさせる川。〈[季]秋〉
あきのきょく【秋の曲】
箏曲。古今組の一曲。2世吉沢検校作曲。古今集の秋の部の和歌6首を歌詞とする。のちに松阪春栄が手事と替手を補作、手事物箏曲としても流布。
あき‐の‐きりんそう【秋の麒麟草】‥サウ
キク科の多年草。山野に普通。高さ30〜60センチメートル。茎は細くて強く、下半は紫黒色を帯びる。秋、花穂に小さな黄色の頭状花を密生する。高山のものは背が低く、ミヤマアキノキリンソウと呼ばれる。あわだちそう。→麒麟草
ミヤマアキノキリンソウ
撮影:関戸 勇
あき‐の‐くも【秋の雲】
秋の高く澄みわたった空の雲。〈[季]秋〉
あき‐の‐くれ【秋の暮れ】
①秋の夕暮れ。〈[季]秋〉
②秋の末。晩秋。
あき‐の‐こえ【秋の声】‥コヱ
秋を感じさせる、ものさびしい風音その他の響。秋声しゅうせい。俳諧季語としては無声の声ともいうべき幽玄な意味をもたせる。〈[季]秋〉。拾遺和歌集愚草下「さえわたる霜に向ひて打つ衣いくとせ―を告ぐらむ」
あき‐の‐こころ【秋の心】
秋のあわれを感じとり、さびしく物悲しく思う心。千載和歌集秋「うべしこそ―を愁うれいといひけれ」
あき‐の‐あめ【秋の雨】
秋に降る雨。秋雨あきさめ。また、秋の長雨。秋霖しゅうりん。秋黴雨あきついり。〈[季]秋〉
あきのいろくさ【秋の色種】
長唄。南部利敬夫人教子のりこまたは南部信侯のぶとも作詞(共作とも)。10代杵屋六左衛門作曲。1845年(弘化2)初演。麻布の南部藩主御殿の新築祝いの曲。地歌・箏曲の旋律を巧みに取り入れて秋の情趣を描く。
あき‐の‐うなぎつかみ【秋の鰻攫み】
タデ科の一年草。湿地に普通。高さ約1メートル。茎は細長く、盛んに分枝して横に拡がる。茎・葉柄・葉の中脈には逆向きのとげが多く、葉は矢羽形で先端はとがる。秋、枝の先端に上半が紅く、下半が白い小花の密生した花穂をつける。アキノウナギヅル。和名は逆棘の状態からいう。
あき‐の‐うみ【秋の海】
秋の、空気が澄んで遠くまで見えるさわやかな海。〈[季]秋〉
あき‐の‐おうぎ【秋の扇】‥アフギ
(「秋扇しゅうせん」の訓読。班婕妤はんしょうよが、寵ちょうを失った自分を秋冷になって捨てられた扇に比した故事から)寵愛の衰えた女のたとえ。団雪の扇。壬二みに集「―の名をば忘れじ」
あき‐の‐か【秋の香】
松茸など、秋を感じさせるもののかおり。また、そのもの。万葉集10「みちさかりたる―のよさ」
あき‐の‐か【秋の蚊】
秋になっても生き残っている弱々しい蚊。〈[季]秋〉
あき‐の‐かた【明の方】
(→)恵方えほうに同じ。
あき‐の‐かわ【秋の川】‥カハ
水が清く澄んで流れ、秋を感じさせる川。〈[季]秋〉
あきのきょく【秋の曲】
箏曲。古今組の一曲。2世吉沢検校作曲。古今集の秋の部の和歌6首を歌詞とする。のちに松阪春栄が手事と替手を補作、手事物箏曲としても流布。
あき‐の‐きりんそう【秋の麒麟草】‥サウ
キク科の多年草。山野に普通。高さ30〜60センチメートル。茎は細くて強く、下半は紫黒色を帯びる。秋、花穂に小さな黄色の頭状花を密生する。高山のものは背が低く、ミヤマアキノキリンソウと呼ばれる。あわだちそう。→麒麟草
ミヤマアキノキリンソウ
撮影:関戸 勇
あき‐の‐くも【秋の雲】
秋の高く澄みわたった空の雲。〈[季]秋〉
あき‐の‐くれ【秋の暮れ】
①秋の夕暮れ。〈[季]秋〉
②秋の末。晩秋。
あき‐の‐こえ【秋の声】‥コヱ
秋を感じさせる、ものさびしい風音その他の響。秋声しゅうせい。俳諧季語としては無声の声ともいうべき幽玄な意味をもたせる。〈[季]秋〉。拾遺和歌集愚草下「さえわたる霜に向ひて打つ衣いくとせ―を告ぐらむ」
あき‐の‐こころ【秋の心】
秋のあわれを感じとり、さびしく物悲しく思う心。千載和歌集秋「うべしこそ―を愁うれいといひけれ」
広辞苑 ページ 194 での【○秋茄子嫁に食わすな】単語。