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やくし‐にょらい【薬師如来】🔗🔉

やくし‐にょらい薬師如来】 薬師経に説く東方の浄瑠璃世界の教主。菩薩であったとき12の大願を発して成就し、衆生しゅじょうの病苦を救い、無明の痼疾こしつを癒すという如来。日光・月光がっこう菩薩を脇侍として三尊をなし、十二神将を眷属けんぞくとする。普通、左手に薬壺を持つが、古くは通常の如来形に造られた。朝観音・夕薬師といわれるほど庶民に信仰された。薬師瑠璃光如来。薬師仏。→七仏薬師。 薬師如来 ⇒やく‐し【薬師】

広辞苑 ページ 19713 での薬師如来単語。