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○焼けのやんぱちやけのやんぱち🔗🔉

○焼けのやんぱちやけのやんぱち やけくそになること。「やけの勘八」とも。浮世風呂「三十両べい損のヲして、やけのやん八ぱちいおこして」 ⇒やけ【焼け】 やけ‐ばい焼け灰‥バヒ 焼けてできた灰。 やけ‐ばた焼け畑(→)「やけばたけ」に同じ。 やけ‐ばたけ焼け畑】 ①(→)「やきばた」に同じ。 ②旱ひでりのために水気のなくなった畑。干害を蒙りやすい畑。 やけ‐はら焼け原(→)「やけのはら」に同じ。後撰和歌集「今日よりは荻の―かきわけて」 やけ‐ばら自棄腹・焼腹】 やけをおこして腹を立てること。やけっぱら。 やけ‐ひと家人】 ある家に隷属して駆使される、賤民に近い部曲かきべの民。雄略紀「―部は是なり」 やけ‐ひばし焼け火箸】 焼けた火箸。火で熱くなった火箸。 やけ‐ふ焼生】 焼野のあとに新しく草の生えた所。やけう。曾丹集「あらはにて―に見えし春の野も」 やけ‐ぶくれ焼け脹れ】 やけどをした部分が水ぶくれになること。また、そのもの。 やけ‐ぶとり焼け太り】 火事に遭って、その後の生活や事業が以前よりかえって豊かになること。焼け誇り。 やけ‐ふんべつ自棄分別・焼分別】 やけになった結果、思い浮かんで来る考え。窮余の一策。浮世草子、日本新永代蔵「ぜひに及ばざるの―也」 やけ‐ぼくい焼け棒杭・焼け木杭‥ボクヒ (→)「やけぼっくい」に同じ。 やけ‐ぼこり焼け埃】 焼ける時に立つ埃。 やけ‐ぼこり焼け誇り】 ①焼けひろがること。延焼。 ②(→)「やけぶとり」に同じ。洒落本、辰巳之園「又焼けたから―とやらで又立派に出来やう」 やけ‐ぼっくい焼け棒杭・焼け木杭‥ボツクヒ 焼けた杭。燃えさしの切株。 ⇒焼け棒杭に火がつく

広辞苑 ページ 19734 での○焼けのやんぱち単語。