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○柳は緑花は紅やなぎはみどりはなはくれない🔗🔉

○柳は緑花は紅やなぎはみどりはなはくれない ①自然のままで少しも人工の加わらないさま。また、物事に自然の理が備わっていることのたとえ。禅宗で、悟りの心境をいい表す句。 ②春の美しい景色の形容。 ③種々様々に異なっているさま。浄瑠璃、文武五人男「―さまざまの世のならはしこそ定めなき」 →柳緑花紅りゅうりょくかこう ⇒やなぎ【柳・楊柳】 やなぎはら柳原】 姓氏の一つ。 ⇒やなぎはら‐よしたつ【柳原義達】 やなぎはら‐よしたつ柳原義達】 彫刻家。神戸生れ。東京美術学校卒。新制作派協会彫刻部創立に参加。1952〜57年滞仏。構築力に富む具象で知られる。作「坐る女」。(1910〜2004) ⇒やなぎはら【柳原】 やなぎ‐むしがれい柳虫鰈‥ガレヒ カレイ科の海産硬骨魚。全長約30センチメートル。有眼側は淡褐色で、口は小さい。北海道以南に分布。一塩干しは美味で、ササガレイと呼ぶ。若狭鰈。 ⇒やなぎ【柳・楊柳】 やなぎ‐むねよし柳宗悦】 民芸研究家・宗教哲学者。東京生れ。東大卒。雑誌「白樺」創刊に加わり、のち民芸運動を提唱。日本民芸館を設立。(1889〜1961) 柳宗悦 撮影:田村 茂 ⇒やなぎ【柳】 やなぎ‐も柳藻】 ヒルムシロ科の沈水性多年草。茎は長さ約60センチメートル。細い枝を疎生。葉は剣状でとがり、柄がない。夏、水中で黄緑色の小花を穂状につけ、広卵形の果実を結ぶ。ササモ。 ⇒やなぎ【柳・楊柳】 やなぎ‐や柳屋】 ①明和・安永(1764〜1781)頃、江戸浅草観音境内の楊枝ようじ店。お藤という美人がいたことで名高い。 ②江戸にあった紅屋べにや。あづまなまり「―の紅粉べにをぬりて」 やなぎや柳家】 落語家の芸姓。 ⇒やなぎや‐きんごろう【柳家金語楼】 ⇒やなぎや‐こさん【柳家小さん】 やなぎや‐きんごろう柳家金語楼】 落語家。演芸作家。本名、山下敬太郎。筆名、有崎勉。東京生れ。自作の兵隊物の落語で人気を得、喜劇俳優としても活躍。(1901〜1972) 柳家金語楼 撮影:田沼武能 ⇒やなぎや【柳家】 やなぎや‐こさん柳家小さん】 落語家。 ①(3代)本名、豊島銀之助。「らくだ」「うどん屋」などの上方落語を東京に移した。夏目漱石の賞賛を得た。(1856〜1930) ②(4代)本名、平山菊松。当り芸「長屋の花見」「湯屋番」など。(1888〜1947) ③(5代)本名、小林盛夫。当り芸「親子酒」「宿屋の富」など。人間国宝。(1915〜2002) ⇒やなぎや【柳家】 やなぎ‐らん柳蘭】 アカバナ科の多年草。草地や山火事の跡にしばしば群生。高さ0.5〜1メートルで、ヤナギに似た葉を互生。夏に茎頂に長い花穂を出し、紅紫色4弁の美花を多数つける。北半球の山地・原野に広く分布する。 ⇒やなぎ【柳・楊柳】 やなぎ‐わら柳原‥ハラ 柳の生い繁っている野原。(地名別項) ⇒やなぎ【柳・楊柳】 やなぎわら柳原‥ハラ 東京都千代田区の万世橋から神田川に沿って浅草橋に至る街路。昔は古着屋が立ち並び、今は繊維問屋街。

広辞苑 ページ 19812 での○柳は緑花は紅単語。