○病治りて薬忘れるやまいなおりてくすりわすれる
ひとたび困難を乗り切ると、困難時に受けた恩義は忘れてしまうものだというたとえ。
⇒やまい【病】
やま‐いぬ【
山犬・豺】
①日本産のオオカミの別称。〈[季]冬〉。名語記「おほかみ、如何。犲狼也。山犬といふ、これ也」
→おおかみ1。
②山野にいる野犬の俗称。
やま‐いぬ【
病犬】
悪癖のある犬。また、狂犬。
やまいのそうし【
病草紙】
ヤマヒ‥サウ‥
平安末期〜鎌倉初期制作の絵巻。病気・治療の諸相を描く。「餓鬼草紙」などと同じく六道絵の一部で、人間界の病苦を描いたものとされる。断簡21図が残存。やまいぞうし。