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やま‐の‐かみ【山の神】🔗⭐🔉
やま‐の‐かみ【山の神】
①山を守り、山をつかさどる神。また、山の精。民間信仰では、秋の収穫後は近くの山に居り、春になると下って田の神となるという。法華経(竜光院本)平安後期点「魑ヤマノカミ魅さわのかみ」。今昔物語集27「さやうならむ歌などをば深き山中などにては詠うたふべからず。―の此れを聞きてめづる程に留むるなり」
②自分の妻の卑称。かかあ。狂言、花子「―が少しの間も離さぬに依て」
③〔動〕
㋐カジカ科の淡水産の硬骨魚。カジカに似る。全長約15センチメートル。有明海流入河川、朝鮮半島および中国に産。
㋑ミノカサゴ・カジカ類の魚の方言。→やまおこぜ。
⇒やまのかみ‐まつり【山の神祭】
広辞苑 ページ 19884 での【山の神】単語。