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○闇夜に目ありやみよにめあり🔗🔉

○闇夜に目ありやみよにめあり 人知れず悪事をしても必ず露顕する。 ⇒やみ‐よ【闇夜】 やみよ‐の‐ちょうちん闇夜の提灯‥チヤウ‥ (→)「闇夜のともしび」に同じ。 ⇒やみ‐よ【闇夜】 やみよ‐の‐つぶて闇夜の礫】 闇夜に投げる小石。当たらないこと、目当てのつかないことのたとえ。また、闇夜に飛んでくる小石のように、避けようもなく何が起こるか不安なこと。「闇夜の鉄砲」とも。 ⇒やみ‐よ【闇夜】 やみよ‐の‐てっぽう闇夜の鉄砲‥パウ (→)「闇夜の礫つぶてに同じ。 ⇒やみ‐よ【闇夜】 やみよ‐の‐ともしび闇夜の灯火】 困っている時に、いちばん役に立つものにめぐりあうこと。また、切望しているものにめぐりあうこと。闇夜の提灯。 ⇒やみ‐よ【闇夜】 やみよ‐の‐にしき闇夜の錦(→)「夜の錦」に同じ。 ⇒やみ‐よ【闇夜】 やみら‐みっちゃ (「みっちゃ」は、あばたの意)はっきり区別できないほどに混乱している。むやみ。浄瑠璃、曾根崎「心の内はむしやくしやと―の皮袋」。二葉亭四迷、浮雲「黒白あやめも分かぬ烏夜玉うばたまの―な小説が出来しぞやと」 やみ‐ルート闇ルート】 闇で物資をやりとりする経路。闇取引の経路。 やみ‐わずらい病み煩い・病み患い‥ワヅラヒ やまい。病気。 や・む止む・已む・罷む】 [一]〔自五〕 長く続いている現象や状態が自然にとまり消え失せる意。 ①自然現象などが時が来て消え失せる。おしまいになる。万葉集4「浦吹く風の―・む時なかれ」。万葉集8「時待ちて降りし時雨の雨―・みぬ」。「嵐が―・む」 ②続いていたものにきまりがつく。落着する。後が続かなくなる。万葉集15「わたつみの海に出でたる飾磨しかま川絶えむ日にこそあが恋ひ―・まめ」。源氏物語夕顔「心苦しきあやまちにても―・みぬべきを、いとねたく負けて―・みなむを心にかからぬ折なし」。大鏡良相「五位にて典薬助、主殿頭などいひていと浅くて―・み給ひにき」。日葡辞書「ナキヤム」。「倒れてのち―・む」「いくさが―・む」 ③物事が中止になる。古今和歌集「斎院をかへんとしけるを、其の事―・みにければ」 ④病気・気持などがおさまる。癒える。拾遺和歌集「我こそや見ぬ人恋ふる病すれあふ日ならでは―・む薬なし」。平家物語3「法皇御憤りいまだ―・まず」 [二]〔他四〕 ①事を終りにする。源氏物語末摘花「負けては―・まじの御心さへ添ひて」 ②中止する。徒然草「おのが分を知りて及ばざる時は、速やかに―・むを智と言ふべし」 [三]〔他下二〕 ⇒やめる(下一) や・む病む】 [一]〔自五〕 ①病気にかかる。気分が悪くなる。万葉集4「古人の食たまへしめたる吉備の酒―・まばすべなし貫簀ぬきす賜らむ」。万葉集5「年長く―・みし渡れば月重ね憂ひさまよひ」。徒然草「からき命まうけて久しく―・みゐたりけり」 ②苦しい思いをする。万葉集13「恋ふれかも胸の―・みたる、思へかも心の痛き、あが恋ぞ」 ③傷などが、痛む。古今著聞集16「其の後しばしはこの疵のあと―・む由して」 [二]〔他五〕 ①病におかされる。源氏物語橋姫「俄かに胸を―・みて亡せにきとなむ聞く」。「肺を―・む」「眼を―・む」 ②おだやかならず思う。心配する。源氏物語澪標「遂にこの人をえ消たずなりぬる事と心―・みおぼしけれど」。「失策を気に―・む」 ヤム‐いもヤム芋】 (yam)ヤマノイモ属植物のうち、栽培されているものの総称。熱帯アジア・アフリカで主食として重要。日本のナガイモ・ヤマノイモもこれに属する。 や‐むし矢虫】 ヤムシ科ヤムシ属の毛顎もうがく動物の総称。体型およびつんつんと素早く移動する泳ぎが弓矢を思わせることからの称。 ヤムスクロYamoussoukro】 アフリカ西部、コート‐ディヴォアール共和国の首都。1983年、アビジャンから遷都。人口10万7千(1988)。 ヤムチャ飲茶】 (広東語)点心を食べながら中国茶を飲むこと。→点心 やむ‐な・い止むない・已むない】 〔形〕[文]やむな・し(ク) 致し方がない。仕方がない。やむをえない。「悔やんでも―・いことながら」「廃業の―・きに到る」 やむ‐なく止むなく・已むなく】 〔副〕 仕方なく。やむを得ず。 やむ‐に‐やまれぬ止むに止まれぬ・已むに已まれぬ】 止めようとしても止められない。そうするよりほかない。「―思い」 やむ‐を‐えず止むを得ず・已むを得ず】 〔副〕 仕方なく。やむなく。「―中止する」 やむ‐を‐えない止むを得ない・已むを得ない】 ほかにどうすることもできない。仕方がない。「―用事で欠席する」「中止も―」 やめ止め・已め】 やめること。停止。中止。「―にする」 やめ八女】 福岡県南部の市。茶・和紙・提灯・和傘などを産する。市の北部に岩戸山古墳群がある。人口4万3千。 や‐め矢目】 ①矢のあたった所。矢を受けたあと。矢疵きず。 ②矢を射るときの目標。義経記4「―近にひやうど射るならば」 やめ‐ちゃ八女茶】 福岡県南部、矢部川流域(旧八女郡)で産する茶。主に煎茶・玉露に加工される。 や・める止める・已める・辞める・罷める】 〔他下一〕[文]や・む(下二) ①続いていた動作・状態に決まりをつけさせる。絶やす。停止する。万葉集12「梓弓末の中ごろよどめりし君にはあひぬ嘆きは―・めむ」。後撰和歌集「暮れ果てば月も待つべし女郎花雨―・めてとは思はざらなむ」。日葡辞書「トガヲヤムル」。「煙草を―・める」 ②就いていた職・地位などを退く。「会社を―・める」「委員長を―・める」 ③しようとしていたことを思いとどまる。平家物語6「いさめ申ししかば、殿にいるる事を―・められける」。「外出を―・める」 ④病気・癖などをなおす。源氏物語帚木「さがなさも―・めむと思ひて」。源氏物語手習「今はかばかりにていたはり―・め奉り給へ」 ⑤雨などが降りやむのを待つ。歌舞伎、与話情浮名横櫛「もう今にやみませう。御遠慮なしに少し―・めてお出でなされませ」 ◇「辞める」は2に使う。「罷める」も普通は2に使う。 や・める病める・痛める】 〔自下一〕 いたむ。痛く感ずる。なやむ。病気で苦しむ。花暦八笑人「これから又呑んだら明日頭が―・めて鼓がする」 や‐も八面・八方】 (ヤオモの約)八方の方面。あらゆる方面。欽明紀「名四表よも―に流けり」 や‐も 〔助詞〕 (係助詞ヤに詠嘆の助詞モの添ったもの) ①詠嘆とともに疑問を表す。…かなあ。万葉集10「大夫ますらおの心はなしに秋萩の恋にのみ―なづみてありけむ」 ②反語の意を表す。文末では原則として已然形に続く。…であろうか、いや…でない。万葉集6「士おのこ―空しかるべき万代に語り継ぐべき名は立てずして」。万葉集16「死なばこそ相見ずあらめ生きてあらば白髪しろかみ子らに生ひざらめ―」 やもう‐しょう夜盲症‥マウシヤウ 網膜の杆体かんたい細胞の機能が減退し、光覚が弱まり暗さに順応する力が減退する病症。先天性のものと後天性のものとがあり、後者にはビタミンAの欠乏によるものがある。とりめ。雀盲。 やもうど病人ヤマウド 病気にかかった人。やまいびと。落窪物語2「―になりぬべく嘆く」 やも‐お鰥夫・寡男‥ヲ 妻のいない男。妻を失った男。男やもめ。仁徳紀「是を以て里に―寡やもめ無く」

広辞苑 ページ 19906 での○闇夜に目あり単語。