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薬籠】🔗🔉

薬籠】 (ヤクロウの転) ①印籠いんろうのような形で、3〜4重の重ね箱。薬を入れて携帯したもの。 ②挽茶を入れる一種の壺。〈日葡辞書〉 ③(越後地方で)腰に下げるタバコ入れ。(物類称呼) や‐ろうヤラウ (ヤランの転) ①推量の意を表す。…のであろう。四河入海「春になる―山禽がさいづるわぞ」。三体詩絶句抄「天竺へお帰りあつて老衰してをり―ず」 ②推量を含んだ疑問を表す。…のであろうか。平家物語5「多い―少い―をば知り候はず」。史記抄「太史公は何から見て戴た―」。四河入海「帰らうずる―さはあるまい―は知らねども」 ③漠然といって確かでない意を表す。史記抄「後小松院―は力がつようて相撲の上手で」。勅規桃源抄「左伝―にあるぞ」 →やらん やろう‐あそび

広辞苑 ページ 19927 での薬籠】単語。