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うるせ・し🔗🔉

うるせ・し 〔形ク〕 (平安時代から鎌倉時代にかけて用いられた日常語の一つ。高知方言などにのこる) ①技能にすぐれている。巧者である。宇津保物語初秋「仁寿殿は―・き人にこそ有りけれ。…それにことに劣らぬ手など走り書きけり」 ②知的にすぐれている。明敏である。利発である。愚管抄5「九条殿は―・くその時とりいだされずして」 ③うるわしく立派である。宇治拾遺物語10「才かしこく心ばへも―・かりければ」

広辞苑 ページ 2024 でのうるせ・し単語。