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よ‐づ・く【世付く】🔗⭐🔉
よ‐づ・く【世付く】
〔自四〕
①世間並みである。世間並みに暮らす。常識的である。また、世間並みの結婚をする。大鏡道兼「―・かぬ御事なりや。さまざまよからぬ御事どもこそ聞えしか」。源氏物語若菜上「皇女みこたちの―・きたる有様は、うたてあはあはしきやうにもあり」
②世間を知る。世情に通ずる。特に、男女の情を解するようになる。色恋沙汰に及ぶ。源氏物語末摘花「なにやかやと―・けるすぢならで、その荒れたる簀の子にたたずままほしきなり」
③世俗じみる。俗界のことにかかわる。徒然草「九重の神さびたる有様こそ、―・かずめでたきものなれ」
広辞苑 ページ 20316 での【世付く】単語。