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よになし‐もの【世に無し者】🔗⭐🔉
よになし‐もの【世に無し者】
日陰者。没落者。御伽草子、横笛草子「―にあひなれ、身をいたづらになす事こそ口惜しけれ」
○世に旧るよにふる
①世間に珍しくなくなる。源氏物語槿「中宮の御前に雪の山作られたりし、世にふりたる事なれど、なほめづらしくもはかなき事をしなし給へりしかな」
②結婚歴がある。源氏物語蜻蛉「ただ人、はた、怪しき女、世にふりたるなどを持ち居るたぐひ多かり」
⇒よ【世・代】
広辞苑 ページ 20333 での【世に無し者】単語。