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○夜も日も明けずよもひもあけず🔗🔉

○夜も日も明けずよもひもあけず そのものがなければちょっとの間も過ごせないほどに、あるものを愛するさま。 ⇒よ【夜】 よも‐や 〔副〕 (ヨモに間投助詞ヤを添えた語) ①(打消の語を伴って)まさか。いくらなんでも。「―落選はあるまい」 ②きっと。多分。莫切自根金生木きるなのねからかねのなるき「―モウ盗んでかへりましたろう」 よも‐やま四方山】 (ヨモヤモの転か) ①諸方。世間。天下。栄華物語花山「―の人上下病みののしるに」 ②四方にある山。堀河百首「―に花の錦を」 ③さまざま。雑多。 ⇒よもやま‐ばなし【四方山話】 よもやま‐ばなし四方山話】 世事についての雑談。世間話。「―に夜が更ける」 ⇒よも‐やま【四方山】 よも‐やも四方八方・四表八表】 ①しほうはっぽう。諸方。欽明紀「名、四表八方よもやもに流けり」 ②いろいろ。さまざま。椿説弓張月前編「―の話のなへに」 よ‐や 〔感〕 他人に強く呼びかける語。おい。徒然草「助けよや、猫また、――」 よ‐やく予約】 あらかじめ約束すること。また、その約束。「部屋を―する」「―を取り消す」 ⇒よやく‐しゅっぱん【予約出版】 ⇒よやく‐はんばい【予約販売】 よやく‐しゅっぱん予約出版】 刊行に先立って購読者を募り、予約申込者にのみ出版物を販売すること。 ⇒よ‐やく【予約】 よやく‐はんばい予約販売】 あらかじめ購買の申込みを募り、その申込者にのみ物品を販売すること。 ⇒よ‐やく【予約】 よ‐ゆう余裕】 ①必要な分のほかに余りのあること。また、その余り。「時間に―がない」「―をもたせる」 ②精神的にゆったりしていること。ゆとり。「周りを見る―もない」 ⇒よゆう‐しゃくしゃく【余裕綽綽】 ⇒よゆう‐は【余裕派】 よゆう‐しゃくしゃく余裕綽綽】 おちつきはらうさま。悠然としているさま。 ⇒よ‐ゆう【余裕】 よゆう‐は余裕派】 (夏目漱石が「余裕のある小説、余裕のない小説」の語を用いたのに由来)正岡子規の写生文に始まり、夏目漱石に至って完成した一派の文芸。生活派などに対して、反自然主義的・彽徊趣味的な一派。彽徊派。 ⇒よ‐ゆう【余裕】 よ‐よ ①涎よだれや水などの垂れ落ちるさま。源氏物語横笛「しづくも―とくひぬらし給へば」 ②酒などを勢いよく飲むさま。ぐいぐい。徒然草「酒を出したれば、さしうけさしうけ―と飲みぬ」 ③しゃくりあげて泣くさま。おいおい。蜻蛉日記「いみじうさくりも―と泣きて」。「―と泣きくずれる」 よ‐よ代代・世世】 ①代を重ねること。だいだい。 ②それぞれの世。また、それぞれに結婚の相手を得て別々になること。源氏物語胡蝶「ませのうちに根深く植ゑし竹の子のおのが―にや生ひわかるべき」 ③〔仏〕過去・現在・未来。生々世々しょうじょうせぜよ‐よ夜夜】 夜毎。よなよな。 よよぎ代々木】 東京都渋谷区の一地区。明治神宮があり、その参道大鳥居付近にある名木を代々木という。 よよし四十四・世吉】 〔文〕44句から成る連歌・俳諧の形式。百韻の第2・第3の2折を抜いた形式のもの。 よよ・む 〔自四〕 腰がまがる。万葉集4「百歳ももとせに老い舌出でて―・むとも」 よ‐ら夜ら】 (ラは接尾語)夜。万葉集12「君待つ―はさよふけにけり」 よらくいん予楽院‥ヰン 近衛家このえいえひろの号。 よら・し宜し・良らし】 〔形シク〕 「よろし」に同じ。古事記「頭椎くぶつつい石椎いもちいま撃たば―・し」

広辞苑 ページ 20368 での○夜も日も明けず単語。