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りゅう【竜】🔗🔉

りゅう】 (慣用音。漢音はリョウ) ①想像上の動物。たつ。 ㋐〔仏〕(梵語nāga)インド神話で、蛇を神格化した人面蛇身の半神。大海や地底に住し、雲雨を自在に支配する力を持つとされる。仏教では古くから仏伝に現れ、また仏法守護の天竜八部衆の一つとされた。 ㋑中国で、神霊視される鱗虫の長。鳳ほう・麟りん・亀とともに四瑞の一つ。よく雲を起こし雨を呼ぶという。竹取物語「はやても―の吹かする也」 ㋒ドラゴンのこと。 ②化石時代の、大形の爬虫類を表す語。「首長―」 ③すぐれた人物のたとえ。 ④天子に関する物事に冠する語。 ⑤将棋で、飛車の成ったもの。 ⇒竜吟ずれば雲起こる ⇒竜の雲を得る如し ⇒竜の髭を蟻がねらう ⇒竜は一寸にして昇天の気あり

広辞苑 ページ 20640 での単語。