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りゅう‐のう【竜脳】‥ナウ🔗🔉

りゅう‐のう竜脳‥ナウ ①フタバガキ科の常緑大高木。ボルネオ・スマトラの原産。高さ50メートル以上に達し、葉は楕円形で厚く、光沢がある。花は白色5弁で、香気がある。雄しべ多数。果実は球形で翼をもつ。心材部の割れ目に結晶を含み、薬用。材は堅くマホガニーの代用。 ②〔化〕(borneol)分子式C10H17OH テルペンに属するアルコール。無色透明の板状結晶。1から採取し、人工的には樟脳しょうのう・テレビン油から合成。樟脳に似た芳香があり、香料の調合原料あるいは薫香・口腔清涼剤・防虫剤に用いる。ボルネオール。 ⇒りゅうのう‐ぎく【竜脳菊】

広辞苑 ページ 20676 での竜脳単語。