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りゅう‐ねん【流年】リウ‥🔗🔉

りゅう‐ねん流年リウ‥ ①過ぎ行く年。去り行く年。流光。和漢朗詠集「水は反かえる夕なし―の涙」 ②年齢。武家義理物語「父藤五左衛門未だ―盛んなれば」

りゅう‐ねん【留年】リウ‥🔗🔉

りゅう‐ねん留年リウ‥ 学生が進級・卒業するに至らず、原級にとどまること。

りゅう‐のう【竜脳】‥ナウ🔗🔉

りゅう‐のう竜脳‥ナウ ①フタバガキ科の常緑大高木。ボルネオ・スマトラの原産。高さ50メートル以上に達し、葉は楕円形で厚く、光沢がある。花は白色5弁で、香気がある。雄しべ多数。果実は球形で翼をもつ。心材部の割れ目に結晶を含み、薬用。材は堅くマホガニーの代用。 ②〔化〕(borneol)分子式C10H17OH テルペンに属するアルコール。無色透明の板状結晶。1から採取し、人工的には樟脳しょうのう・テレビン油から合成。樟脳に似た芳香があり、香料の調合原料あるいは薫香・口腔清涼剤・防虫剤に用いる。ボルネオール。 ⇒りゅうのう‐ぎく【竜脳菊】

りゅうのう‐ぎく【竜脳菊】‥ナウ‥🔗🔉

りゅうのう‐ぎく竜脳菊‥ナウ‥ キク科の多年草。関東以西に自生。高さ約50センチメートル。葉は浅く3裂、下面は白色で、竜脳に似た芳香がある。秋、周辺部は白色、中心部は黄色のキクに似た頭状花を開く。 ⇒りゅう‐のう【竜脳】 ○竜の雲を得る如しりゅうのくもをえるごとし 竜が雲を得て天に昇るように、英雄・豪傑などが機会を得て盛んに活躍するさま。 ⇒りゅう【竜】

りゆう‐の‐げんり【理由の原理】‥イウ‥🔗🔉

りゆう‐の‐げんり理由の原理‥イウ‥ (→)「充足理由の原理」に同じ。 ⇒り‐ゆう【理由】

りゅう‐の‐たま【竜の玉】🔗🔉

りゅう‐の‐たま竜の玉】 リュウノヒゲの実。青色・球状で、よく弾むので「はずみ玉」といい、子供がもてあそぶ。〈[季]冬〉

りゅう‐の‐ひげ【竜の鬚】🔗🔉

りゅう‐の‐ひげ竜の鬚】 〔植〕ジャノヒゲの別称。〈[季]夏〉 ○竜の髭を蟻がねらうりゅうのひげをありがねらう 到底かなわない者に反抗することのたとえ。「蟷螂とうろうの斧」と同義。 ⇒りゅう【竜】

広辞苑 ページ 20676