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りわくろん【理惑論】🔗🔉

りわくろん理惑論】 中国仏教初期の論書の一つ。牟子ぼうし撰。37条から成り、梁の僧祐編「弘明ぐみょう集」巻1に収める。仏・道・儒の三教の優劣を論じ、仏教が最も優れると結論づける。牟子理惑。牟融弁惑。 ○利をかくりをかく 利息を払う。世間胸算用2「この利をかきて芝居のほか何商売して胸算用が合ふ」 ⇒り【利】 ○利を食うりをくう ①利子がつく。 ②(取引用語)(→)「利食い」に同じ。 ⇒り【利】 ○理を曲げるりをまげる 道理のある正しいことを無理に誤りとする。 ⇒り【理】 ○理を以て非に落ちるりをもってひにおちる 「理に勝って非に落ちる」と同意。狂言、右近左近おこさこ「惣て公事と申物は、いひ様に依て―物で御座る」 ⇒り【理】 ○理を分けるりをわける 筋道を立てて道理を説明する。 ⇒り【理】

広辞苑 ページ 20747 での理惑論単語。