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わき‐ざし【脇差・脇指】🔗🔉

わき‐ざし脇差・脇指】 ①(→)腰挿こしざし4に同じ。宇津保物語藤原君「中媒に―らうちして請はしめむ」 ②(ワキサシとも)傍に付き添っている人。侍者。徒然草「―たち、いづかたをもみつぎ給ふな」 ③「脇差の刀」の略。左腰に差すように作った短い鍔刀つばがたな。 ④長い打刀うちがたなに添えて脇に差す小刀ちいさがたな。室町末期には打刀と懐刀ふところがたなとの中間様式のもの。「差添さしぞえの刀」ともいい、江戸時代に、いわゆる大小の小となった。

広辞苑 ページ 21134 での脇差単語。