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○脇目も振らずわきめもふらず🔗🔉

○脇目も振らずわきめもふらず よそ見もせず。専心その事につとめるさまにいう。 ⇒わき‐め【脇目】 わぎも吾妹】 (ワガイモの約)男性が女性を親しんで呼ぶ語。古事記「まさづ子―国へくだらす」 ⇒わぎも‐こ【吾妹子】 ⇒わぎもこ‐に【吾妹子に】 ⇒わぎもこ‐を【吾妹子を】 わぎも‐こ吾妹子】 「わぎも」に愛称の「子」を添えた語。万葉集14「―に吾が恋ひ死なば」 ⇒わぎも【吾妹】 わぎもこ‐に吾妹子に】 〔枕〕 (「逢ふ」ことから)「逢坂」「近江」「淡路」「あふち」などにかかる。万葉集10「―逢坂山のはだ薄」 ⇒わぎも【吾妹】 わぎもこ‐を吾妹子を】 〔枕〕 (「いざ見む」「はや見む」の意から)「いざみ」「はやみ」にかかる。万葉集1「―いざみの山を高みかも」 ⇒わぎも【吾妹】 わき‐もの涌き物・湧き物】 自然に生ずるもの。好色一代女5「金銀は―と色好むうちに」 わき‐もん脇門】 大門の脇にある小門。掖門えきもんわき‐もんぜき脇門跡】 門跡に准ぜられた寺院。准門跡。 わきや脇屋】 姓氏の一つ。 ⇒わきや‐よしすけ【脇屋義助】 わき‐やく脇役・傍役】 演劇・映画などで、主役を助けて副次的な役割をつとめる役。転じて一般に、表面に出ない補佐役。「―に徹する」 わきや‐よしすけ脇屋義助】 南北朝時代の武将。新田義貞の弟。義貞の挙兵以来行動を共にし、その死後は越前で戦い、のち伊予に赴いて同地で没。(1307〜1342) ⇒わきや【脇屋】 わき‐やり脇槍】 ①横合いから槍で突撃すること。よこやり。 ②武勇の上で第2番目の槍の手柄。〈日葡辞書〉 わき‐ゆ沸湯】 わかした湯。わいた湯。浮世草子、新可笑記「せめて―与へ給へ」 わ‐ぎゅう和牛‥ギウ 家畜のウシのうち、日本の在来種と、明治以後にヨーロッパなどからの輸入種を使ってこれを改良したものとの総称。在来種には山口県見島の見島牛があり、天然記念物。改良種には黒毛和種・褐毛和種・無角和種・日本短角種の4種があり、かつては労役にも使用したが、現在は食肉用。 褐毛和種 撮影:小宮輝之 黒毛和種 撮影:小宮輝之 わ‐きょう和協‥ケフ ①やわらぎ親しんで心をあわせること。和衷協同。 ②互いに折合いをつけること。相談してまとめること。はなしあい。 ③音の調子をあわせること。音の調子のあうこと。 わ‐きょう和鏡・倭鏡‥キヤウ ①古墳時代以前に中国製を模倣して製造された日本製の銅鏡。仿製鏡ぼうせいきょう。 ②奈良・平安時代に舶載した唐鏡を型取り複製もしくは模倣した鏡。唐式鏡。 ③平安中期以後作られた、日本独自の様式的特徴を示す金属鏡。 わ‐ぎょうわ行・ワ行‥ギヤウ 五十音図の第10行。ワ・イ(ヰ)・ウ・エ(ヱ)・ヲ。 わぎょくへん和玉篇・倭玉篇】 (ワゴクヘンとも)漢和字書。3巻。扁へん・旁つくりによって漢字を集め、字ごとに音訓を付した書。室町・江戸時代を通じて大いに広まり、「和玉篇」の名は漢和字書の代名詞の如くに用いられた。長享3年(1489)識語の古本が知られているが、編者および成立年時未詳。 わ‐ぎり輪切り】 円筒形の物を、切り口が輪になるように横に切ること。車切り。狂言、惣八「―にはやしてとやら仰せられた」。「大根の―」 わき‐ろ脇艪】 艫艪ともろの力を助けるため、別に舷に取り付けた艪。わきかじ。 わき‐わき・し分き分きし】 〔形シク〕 きわだっている。あきらかである。分明である。わいわいし。東大寺諷誦文稿「物毎に了々ワキワキしく」

広辞苑 ページ 21138 での○脇目も振らず単語。