複数辞典一括検索+

あくが・る【憧る】🔗🔉

あくが・る憧る】 〔自下二〕 (一説に、「あく」は「ところ」、「かる」は「離れて遠く去る」意の古語。鎌倉末期から「あこがる」の形が現れる) ①本来いるべき所を離れて浮かれ出る。貫之集「宿離れて―・れぬべきここちこそすれ」 ②(何かにさそわれて)魂が肉体から離れる。源氏物語柏木「かの院のうちに―・れありかば結びとどめ給へ」 ③物事に心を奪われて落ちつかない。そわそわする。落窪物語2「ただ―・れに―・る」 ④離れる。うとうとしくなる。源氏物語真木柱「御中も―・れてほどへにけれど」

広辞苑 ページ 211 での憧る単語。