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えたヱタ🔗🔉

えたヱタ (「下学集」など中世以降、侮蔑の意をこめて「穢多」の2字を当てた)中世・近世の賤民身分の一つ。牛馬の死体処理などに従事し、罪人の逮捕・処刑にも使役された。江戸幕藩体制下では、非人とともに士農工商より下位の身分に固定、一般に居住地や職業を制限され、皮革業に関与する者が多かった。1871年(明治4)太政官布告により平民の籍に編入された後も社会的差別が存続し、現在なお根絶されていない。塵袋「ゑとりをはやくいひて、いひゆがめて―と云へり、たととは通音也」→部落解放運動

広辞苑 ページ 2201 でのえた単語。