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○笑みの眉開くえみのまゆひらく🔗🔉

○笑みの眉開くえみのまゆひらく ①にこにこ笑って眉が広がる。喜びが顔にあらわれることにいう。栄華物語初花「思ふことなげなる御けしきの、ゑみの眉を開けさせたまへれば」 ②花が咲く。源氏物語夕顔「白き花ぞ、おのれひとり、ゑみの眉開けたる」 ⇒えみ【笑み】 えみ‐ひろご・る笑み広ごるヱミ‥ 〔自四〕 笑いくずれる。源氏物語宿木「女ばら物の後に近づき参りて―・りてゐたり」 えみ‐まが・る笑み曲るヱミ‥ 〔自四〕 笑って相好そうごうをくずす。万葉集19「桃の花…面わの内に青柳の細き眉根まよねを―・り」 えみ‐ま・ぐ笑み曲ぐヱミ‥ 〔自下二〕 相好をくずして笑う。宇治拾遺物語9「講師―・げて、よしと思ひたり」 エミューemu】 ダチョウ目エミュー科の鳥。走鳥類で、体高約1.5メートル。体は大体暗灰色。翼・尾は退化、脚は強大で3趾あり、よく駆ける。オーストラリアの草原にすむ。 エミュー エミュー 提供:OPO エミュレーションemulation】 コンピューター‐システムの全部または一部を、別種のハードウェアやソフトウェアで擬似的に動作させること。 エミュレーターemulator】 コンピューターで、エミュレーションを実現する機構。 え‐みょう慧命ヱミヤウ 〔仏〕 ①智慧を生命にたとえた語。 ②比丘びくの尊称。慧寿。具寿ぐじゅえみ‐わ・れる笑み割れるヱミ‥ 〔自下一〕[文]ゑみわ・る(下二) 栗の毬いがや果実などが熟して自然に割れる。 え・む笑むヱム 〔自五〕 ①にこにこする。ほほえむ。万葉集9「花のごと―・みて立てれば」。「にっこりと―・む」 ②蕾つぼみがほころびる。花が開く。曾丹集「花の―・めるを見れば」 ③栗の毬いが・果実などが熟して自然に割れる。建礼門院右京大夫集「栗も―・みをかしかるらむと思ふにも」 エムM・m】 ①アルファベットの13番目の文字。 ②ローマ数字の1000。 ③(metre; meter)メートルの記号(m)。 ④単位の接頭語ミリ(milli,10−3)の略号(m)。 ⑤単位の接頭語メガ(mega,10)の略号(M)。 ⑥質量を表す記号。 ⑦音速の単位マッハ数(M)。 ⑧地震の大きさの単位マグニチュード(M)。 ⑨(middle; medium)寸法が普通の大きさであることを表す記号。M判。 ⑩男性(M)。 ⑪(隠語) ㋐(money)金銭。 ㋑(梵語māra)男根。 ㋒(menses)月経。 ⑫〔天〕メシエの星表カタログの頭文字。 エム‐アールMR】 (medical representative)医薬情報担当者。医療用薬品を製造または輸入する企業に属し、営業活動を行いながら、医療関係者に医薬品に関する情報提供やデータ収集を行う。 エム‐アール‐アイMRI】 (magnetic resonance imaging)(→)磁気共鳴映像法エム‐アール‐エス‐エーMRSA】 (methicillin resistant Staphylococcus aureus)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌。メチシリンその他の抗生物質に高度の耐性を示す黄色ブドウ球菌。院内感染しやすく、敗血症・心内膜炎・腸炎・尿路感染・末期感染などの形を呈し難治である。 エム‐アール‐エヌ‐エーmRNA⇒メッセンジャー‐アール‐エヌ‐エー エム‐アイ‐ティーMIT】 (Massachusetts Institute of Technology)マサチューセッツ工科大学の略称。 エム‐アンド‐エーM&A】 (merger and acquisition)企業の合併・買収。企業多角化や体質改善・競争力強化のための重要な企業戦略とされる。 エム‐イーME】 ①(medical electronics; medical engineering)医学の研究・診断・治療などに電子工学の技術を研究開発し、応用する医学・生物学・電子工学の境界領域。また、医学・生物学の知見や方法論を工学分野に応用する領域。 ②(microelectronics)(→)マイクロ‐エレクトロニクスエム‐エス‐エーMSA】 (Mutual Security Act)相互安全保障法。アメリカが、自由主義国家群の防衛力増強を目的とし、友好国に軍事援助を与えるために、1951年に制定した法律。 ⇒エムエスエー‐きょうてい【MSA協定】 エムエスエー‐きょうていMSA協定‥ケフ‥ アメリカがMSAに基づいてイギリス・フランスを始め47カ国と締結した安全保障協定。日本とは1954年3月調印。 ⇒エム‐エス‐エー【MSA】 エムエス‐ドスMS-DOS】 (Microsoft Disc Operating System)アメリカのマイクロソフト社が開発したパーソナル‐コンピューター用のオペレーティング‐システム。商標名。 エム‐エム‐シーMMC】 (money market certificate)市場金利連動型預金。アメリカで開発された自由金利預金。 エム‐エル‐ビーMLB】 (Major League Baseball)大リーグのこと。 エム‐オー‐エックス‐ねんりょうMOX燃料‥レウ (MOXはMixed Oxideに由来)核燃料の一種。混合酸化物燃料。通常、プルトニウム酸化物とウラン酸化物とを混ぜたものをいう。モックス燃料。 エム‐オー‐ディスクMO disc】 (magneto-optical disc)(→)光磁気ディスクエム‐キューMQ】 (写真用語)メトールとヒドロキノンとを主薬とした簡便な白黒写真現像剤。 エム‐ケー‐エス‐たんいけいMKS単位系】 長さにメートル(m)、質量にキログラム(kg)、時間に秒(s)を基本単位とする単位系。さらに、電流にアンペア(A)を基本単位としたMKSA単位系がある。→国際単位系 エム‐ケー‐こうMK鋼‥カウ (MKは、発明者三島徳七の養家の三島と実家の喜住の頭文字)強力な磁石鋼の一種。ニッケル25パーセント、アルミニウム13パーセント、銅4パーセントを含む析出硬化型の鋼。→アルニコ合金 三島徳七 撮影:田村 茂 エム‐シーMC】 (master of ceremonies)司会のこと。 エムじがた‐こようきょくせんM字型雇用曲線】 女性に特徴的な労働力率曲線。20代前半で一度ピークになり、20代後半から30代前半に結婚・出産などのために低下、その後反転・上昇し40代後半に再びピークを迎えるM字型の動きを見せる。 え‐むしろ絵筵ヱ‥ 色々に染めた藺で花模様などを織り出したむしろ。多く夏の敷物に用いる。はなむしろ。〈[季]夏〉 え‐むすめ兄娘】 あねむすめ。綏靖紀「事代主神の大女えむすめなり」 エム‐ディーMD】 ①ミニ‐ディスクの略。 ②(missile defense)(→)BMDに同じ。 エム‐ティー‐エフMTF】 (modulation transfer function)写真や光学でレンズ性能の評価方法の一つ。解像力ではなく、コントラスト再現比によるもの。 エムデン‐かいえんエムデン海淵‥ヱン (Emden Deep)フィリピン群島の東側に沿い、フィリピン海溝中にある深所。深さ1万400メートル。1927年ドイツ巡洋艦エムデンが発見。 エム‐ばんM判】 衣類などの大きさで、普通寸法のもの。並判。エム‐サイズ。→エム9 エム‐ピーMP】 (military police)アメリカ陸軍の憲兵。 エム‐ピー‐スリーMP3】 (MPEG audio layer-3)音声データ圧縮の規格の一つ。人間の感じ取りにくい領域のデータを間引くことによって高い圧縮率を得る。 エム‐ピー‐ユーMPU】 (micro processing unit)(→)マイクロ‐プロセッサーに同じ。 エム‐ブイ‐ピーMVP】 (most valuable player)最優秀選手。特に、プロ野球公式戦のシーズン、または、ある期間を通じて、最も活躍した優秀な選手。 エム‐ペグMPEG】 (motion picture experts group)カラー動画像符号化方式の標準化推進組織。国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の合同組織。また、この組織が提唱する符号化方式の呼称。 えむら江村】 姓氏の一つ。 ⇒えむら‐ほっかい【江村北海】 えむら‐ほっかい江村北海‥ホク‥ 江戸中期の儒学者・漢詩人。名は綬。福井藩儒伊藤竜洲の子。宮津藩(美濃郡上藩)儒。朱子学を奉じ、また漢詩を教授。著「日本詩史」「日本詩選」など。(1713〜1788) ⇒えむら【江村】 エムロードémeraude フランス⇒エメラルド エメラルドemerald】 緑色透明の光沢ある宝石。緑柱石で特に美しいもの。緑柱玉。緑玉石。翠玉。緑玉。翠緑玉。エムロード。長田秀雄、指環「緑玉えめらるどちりばめし眼は刺すがごと光りぬ」 エメラルド(原石) 撮影:関戸 勇 エメラルド 撮影:関戸 勇 ⇒エメラルド‐グリーン【emerald green】 エメラルド‐グリーンemerald green】 ①エメラルドのような明るい緑色。 Munsell color system: 4G6/8 ②酢酸銅と亜砒酸銅との複塩。鮮麗な緑色を呈し、耐久性が強い。古くは塗料や着色料に使用したが、毒性が強いので近年はもっぱら船底塗料用。花緑青。シュワインフルト緑。 ⇒エメラルド【emerald】 エメリーemery(→)金剛砂こんごうしゃに同じ。 ⇒エメリー‐ペーパー【emery paper】 エメリー‐ペーパーemery paper】 紙やすり。 ⇒エメリー【emery】 エメンタールEmmental ドイツ】 硬質のナチュラル‐チーズの一種。スイス原産。発酵ガスの大きな孔がある。エメンタール‐チーズ。 え‐も (副詞エ(得)に係助詞モの付いた語) ①よくも。よくぞ。万葉集18「恋ふといふは―名づけたり」 ②(下に打消の語を伴って)どうにも…できない。拾遺和歌集「世の中を思へば苦し忘るれば―忘られず」 え‐も‐いわ‐ずえも言はず‥イハ‥ ①言うに言われない。並々でない。宇津保物語祭使「舎人三十人―さうぞかせて」 ②言うに足らぬ。言うねうちがない。栄華物語楚王夢「えもいはぬものまで涙を流して」 え‐も‐いわれぬえも言われぬ‥イハ‥ 何とも言い表せない(ほど、よい)。「―美しさ」 エモーショナルemotional】 情緒的。感情的。 エモーションemotion】 情緒。感動。 え‐もじえ文字】 (女房詞) ①蝦えび。 ②鱛えそえ‐もじ絵文字ヱ‥ ①表意文字の一種。絵を簡略化して文字として用いたもの。クレタ島のミノア期、イースター島、メキシコのサポテカ族などにみられる。 ②簡略な絵を文字や言葉の代りとするもの。公共の案内表示に用いるマークなど。ピクトグラム。ピクトグラフ。 え‐もとゆい絵元結ヱ‥ユヒ (→)「入れ元結」の別称。 え‐もの得物】 ①得意の武器。自分に適した武器。得道具えどうぐ。「―の小太刀」 ②最も得意とする物事。えてもの。狂言、腹立てず「幼いお方に御指南申すは愚僧の―でござる」 え‐もの獲物】 ①漁猟でとった鳥獣・魚など。また、動物などが食物としてとる鳥獣虫魚。〈類聚名義抄〉。「―をねらう」 ②うばいとった物。取得物。 え‐ものがたり絵物語ヱ‥ 物語文に絵をさし加えたもの。 え‐もり柄漏り】 傘などの柄を伝わって雨の漏ること。「五月雨にさす傘の―して」(狂言歌謡) え‐もん衣紋・衣文】 ①装束の、着つけ・着こなし・仕立てなどのこと。また、着方の法式。 ②着物の、胸の上で合わさる部分。〈日葡辞書〉 ③衣服。身なり。 ④彫刻・絵画で、着衣の襞ひだの表現のこと。 ⇒えもん‐かがみ【衣紋鏡】 ⇒えもん‐がき【衣紋描き】 ⇒えもん‐かけ【衣紋掛】 ⇒えもん‐かた【衣紋方】 ⇒えもん‐け【衣紋家】 ⇒えもん‐ざお【衣紋竿】 ⇒えもん‐ざか【衣紋坂】 ⇒えもん‐だけ【衣紋竹】 ⇒えもん‐つき【衣紋付き】 ⇒えもん‐ながし【衣紋流し】 ⇒えもん‐ふう【衣紋風】 ⇒衣紋を繕う え‐もん衛門ヱ‥ 衛門府の略。特に、右衛門うえもん府を指す場合もある。 ⇒えもん‐の‐じん【衛門の陣】 ⇒えもん‐ふ【衛門府】 えもん‐かがみ衣紋鏡】 衣紋を整えるのに用いる鏡。すがたみ。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐がき衣紋描き】 細い線を描くのに用いる、穂が細長い絵筆。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐かけ衣紋掛】 ①肩幅ほどの短い棒の中央に紐をつけて衣服をつるしておくもの。 ②(→)衣桁いこうに同じ。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐かた衣紋方】 公家・武家で、装束着用の事をつかさどった役。また、その人。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐け衣紋家】 中世以降、朝廷で、装束の制度・着用法の事をつかさどった家。高倉・山科やましなの2家。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐ざお衣紋竿‥ザヲ 衣服を掛ける竿。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐ざか衣紋坂】 江戸吉原の日本堤にほんづつみから大門にかかる坂。郭くるわが近く、遊客はこのあたりで衣紋を整えるのでこの名があるという。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐だけ衣紋竹】 竹製の衣紋かけ。〈[季]夏〉 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐つき衣紋付き】 衣服の着かた。えもんふう。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐ながし衣紋流し】 蹴鞠けまりで、体を曲げて、鞠を一方の腕から項うなじの襟を渡らせ、他方の腕の上に到らせる技巧。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】 えもん‐の‐じん衛門の陣ヱ‥ヂン 衛門府の詰所。左衛門の陣は建春門内に、右衛門の陣は宜秋門内にあった。 ⇒え‐もん【衛門】 えもん‐ふ衛門府ヱ‥ 皇居諸門の護衛、出入の許可、行幸の供奉ぐぶなどをつかさどった役所。811年(弘仁2)左衛門府・右衛門府に分かれ、職員に督かみ・佐すけ・尉じょう・志さかんなどがあり、多く検非違使けびいしを兼ねる。靫負府ゆげいふ→金吾 ⇒え‐もん【衛門】 えもん‐ふう衣紋風(→)「えもんつき」に同じ。 ⇒え‐もん【衣紋・衣文】

広辞苑 ページ 2278 での○笑みの眉開く単語。