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○縁の下の力持ちえんのしたのちからもち🔗🔉

○縁の下の力持ちえんのしたのちからもち 人のために努力・苦労しても、認められないこと。転じて、人に知られないが、陰で努力・苦労すること。また、その人。縁の下の舞。 ⇒えん‐の‐した【縁の下】 えんのした‐の‐まい縁の下の舞‥マヒ (一説に、垣下えんがの舞から)他人のために苦労をするものの、認められないこと。無駄な骨折り。 ⇒えん‐の‐した【縁の下】 えん‐の‐しょうかく役小角‥セウ‥ (→)役行者えんのぎょうじゃのこと。 えん‐の‐つな縁の綱】 ①寺の開帳の時、内陣から堂前の供養塔に張った白木綿の綱。これに手を触れれば本尊の教えに引き導かれるという。 ②葬送の際、棺につける白布の曳き綱。善の綱。 えんば蜻蛉ヱンバ 「とんぼ」の異名。(物類称呼) えん‐ば焉馬】 ①(「焉」「馬」の2字の字画が似通っていて誤りやすいことから)文字の誤り。まちがいやすい文字。「烏」の字も加えて、烏焉馬うえんばとも。 ②⇒うていえんば(烏亭焉馬) えん‐ば遠馬ヱン‥ 馬で遠方まで行くこと。とおのり。 えん‐ば簷馬】 風鈴ふうりんの一種。 えん‐ぱ円派ヱン‥ 平安中期以来の仏師の一系統。三条仏所の仏師をいう。その祖長勢を継いだ円勢から、代々名前に「円」の字を付した。 えん‐ぱ煙波・烟波】 末はかすんで見えるほど遠くまで波が続いているさま。煙浪。 エンバーゴーembargo】 国際法上、自国の港にある外国の船舶の出港を阻止するため抑留すること。船舶抑留。また、輸出(または輸入)禁止の意にも用いる。 エンハーモニックenharmonic】 (近代西洋音楽で)異名同音。音名や記譜は異なるが、平均律で同じ音。嬰ハ音と変ニ音など。 えん‐ばい袁枚ヱン‥ 清の詩人。号は簡斎・随園。浙江銭塘(現、杭州)の人。その詩は清新。情のはたらきを重んずる性霊説を主唱。また、古文・駢儷べんれい文をよくした。趙翼・蒋士銓とともに乾隆の三大家。著「小倉山房集」「随園詩話」「随園食単」など。(1716〜1797) えん‐ばい煙煤】 すす。油煙。 えん‐ばい塩梅】 ①(食物に鹹味からみをつける塩と、酸味をつける梅の意)食物の調味。あんばい。日葡辞書「エンバイガヨイショクヂャ」 ②政務などを適切に処理すること。浄瑠璃、天神記「菅丞相は古今の学者、朝廷―の臣下なり」 →あんばい エンパイアempire】 帝国。帝政。 エンパイア‐ステート‐ビルディングEmpire State Building】 ニューヨーク市マンハッタン区にある超高層建築。1931年完成。地上102階、381メートル(現在443.2メートル)で、当時世界最高の建物。→ニューヨーク(図)

広辞苑 ページ 2381 での○縁の下の力持ち単語。