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えんぶ‐だい【閻浮提】🔗⭐🔉
えんぶ‐だい【閻浮提】
(梵語Jambu-dvīpa)仏教の世界説で、須弥山しゅみせんの南方にあるとされる島(洲)。人間の住む世界。四洲の一つで、閻浮樹の茂る島を意味する。諸仏に会い仏法を聞くことができるのは、この洲のみとされる。もとインドのイメージによって構想されたが、後に人間世界全体を意味し、また現世の称となった。南贍部洲。贍部洲せんぶしゅう。閻浮洲。南閻浮提なんえんぶだい。
⇒えんぶ【閻浮】
広辞苑 ページ 2386 での【閻浮提】単語。