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梁塵秘抄 →梁塵秘抄🔗⭐🔉
梁塵秘抄 →梁塵秘抄
祝
そよ 君が代は千世に一度(ひとたび)ゐる塵の白雲(しらくも)かゝる山となるまで
春
そよ 春立つといふばかりにやみ吉野の山もかすみて今朝(けさ)は見ゆらん
そよ 我(わが)やどの梅の立ち枝(え)や見えつらん思ひの外(ほか)に君が来ませる
夏
そよ 我(わが)やどの池の藤波咲きにけり山ほとゝぎす何時(いつ)か来啼かん
秋
そよ 秋来(き)ぬと眼にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる
冬
そよ ほの
と有明の月の月かげに紅葉(もみじ)吹(ふき)おろす山颪(おろし)の風
そよ 神無月降りみ降らずみ定めなき時雨ぞ冬のはじめなりける
雑
そよ 津の国の長柄の橋も尽くるなり今は我(わが)身を何に譬へん
そよ 大原や朧(おぼろ)の清水(しみず)世にすまば又も逢ひ見ん面変(おもが)はりすな
そよ 掬(むす)ぶ手の雫(しずく)に濁る山の井の飽かでも人に別れぬるかな


広辞苑 ページ 24131 での【梁塵秘抄 →梁塵秘抄】単語。