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○追いつ追われつおいつおわれつ🔗🔉

○追いつ追われつおいつおわれつ 優勢・劣勢の逆転をくり返すさま。「―の好試合」 ⇒お・う【追う・逐う】 おい‐つか・う追い使うオヒツカフ 〔他五〕 追いまわしてつかう。雇い人などを、容赦なくつかう。〈日本霊異記訓釈〉 おい‐つぎ追継ぎオヒ‥ あとからつぎたすこと。追加。 おい‐づき老い月】 陰暦14日以後の月。 おいつき‐くび追付き首オヒ‥ 逃げる敵に追いついて斬りとった首。 おい‐つ・く追い付く・追い着くオヒ‥ 〔自五〕 追いかけて目標となるものに届く。「外国の水準に―・く」 おい‐つ・ぐ生ひ継ぐオヒ‥ 〔他四〕 はえかわってあとを継ぐ。万葉集3「おみの木も―・ぎにけり」 おい‐づ・く老い就く】 〔自四〕 ①老人になる。年をとってくる。万葉集19「―・く吾が身けだし堪へむかも」 ②年寄りじみる。紫式部日記「心と―・きやつして止みはべりにし」 おい‐っこ甥っ子ヲヒ‥ 甥を親しんでいう語。 おい‐づと老い苞】 老人のみやげ。山家集「―に何をかせまし」 おい‐づな追綱オヒ‥ 大名の引き馬に用いる組紐の太い綱。おいなわ。 おい‐づめ追い詰めオヒ‥ 王手を続けて相手の王将を詰むこと。 おい‐つ・める追い詰めるオヒ‥ 〔他下一〕[文]おひつ・む(下二) 逃げる所もないまでに追いせまる。ぎりぎりのところまで追及する。宇治拾遺物語1「冠者が家の前程にて―・められて」。「土壇場に―・める」 おい‐て老い手】 老練な手並み。浄瑠璃、近頃河原達引「―弾く手もしをらしき」 おい‐て追手オヒ‥ (→)「おって」に同じ。太平記2「―どもと覚しき者ども百四五十騎」 おい‐て追風オヒ‥ (「て」は「風」の意)おいかぜ。順風。 おい‐て於て】 (オキテの音便形。漢文の「於」の字の訓読によって生じた語。「において」の形で格助詞的に用いる) ①場所を示す。…のところにあって。…のなかで。法華義疏長保点「一陰に四有り。五陰に約オイテは廿なり」。「パリに―開催する」「法務大臣に―これを決す」 ②時間を示す。…のときに。徒然草「況んや一刹那のうちに―懈怠のこころ有ることを知らんや」。「現代に―は例を見ない」 ③ある事柄・人物にかかわりのある意を表す。…に関連して。…に関して。「政治力に―は抜群である」 おい‐て措いて】 (措キテの音便形)…を除いて。…以外に。「彼を―適任者はいない」 お‐いで御出で】 ①「出る」「行く」「来る」「居る」などの尊敬語。「―になる」「―を願う」「いい子にして―」 ②「おいでなさい」の意で、動詞の命令形のように用いる。目下に向かって丁寧に言う語。「ちょっとここへ―」 ③祭礼の時、神輿が御旅所に鎮座する間。 ⇒おいで‐おいで【御出で御出で】 ⇒おいで‐ぶぎょう【御出奉行】 オイディプスOidipous】 ギリシア神話で、テーベ王ライオスの子。アンティゴネの父。父を殺し生母と結婚するという神託を避けることに努めたが、神託通りになったので、自ら両眼をえぐって放浪、アテナイで死ぬ。テーベ付近で行人を悩ます怪物スフィンクスの謎を解いた。エディプス。 ⇒オイディプス‐おう【オイディプス王】 ⇒オイディプス‐コンプレックス【Oidipous complex】 オイディプス‐おうオイディプス王‥ワウ ソフォクレス作の悲劇。ギリシア悲劇の代表作。オイディプス伝説に基づく。 ⇒オイディプス【Oidipous】 オイディプス‐コンプレックスOidipous complex】 〔心〕 ⇒エディプス‐コンプレックス ⇒オイディプス【Oidipous】 おいで‐おいで御出で御出で】 手まねきで子供などを招くこと。「―をする」 ⇒お‐いで【御出で】 おいてき‐ぼり置いてきぼり(→)「おいてけぼり」2に同じ。 おいてけ‐ぼり置いてけ堀】 ①魚がよく釣れるが、帰りしなに、どこからともなく「置いてけ、置いてけ」という声が聞こえるという伝えのある場所。江戸の本所七不思議の一つに数えられている錦糸堀が有名。 ②他の者を見捨てて去ること。置き去りにすること。おいてきぼり。「―をくう」

広辞苑 ページ 2416 での○追いつ追われつ単語。