複数辞典一括検索+![]()
![]()
万葉集 →万葉集🔗⭐🔉
万葉集     →万葉集
巻1・1
  籠(こ)もよ み籠持ち 掘串(ふくし)もよ み掘串持ち
  この岳(おか)に 菜(な)摘(つ)ます児(こ) 家聞かな
  告(の)らさね そらみつ 大和の国は おしなべて
  われこそ居れ しきなべて われこそ座(ま)せ
  われにこそは 告らめ 家をも名をも
  (籠毛与 美籠母乳 布久思毛与 美夫君志持
   此岳尓 菜採須児 家吉閑名
   告紗根 虚見津 山跡乃国者 押奈戸手
   吾許曾居 師吉名倍手 吾己曾座
   我許背歯 告目 家呼毛名雄母)
                大泊瀬稚武天皇(雄略天皇)
巻1・8
  熟田津(にきたつ)に船(ふな)乗りせむと月待てば
   潮(しお)もかなひぬ今は漕(こ)ぎ出(い)でな
  (熟田津尓 船乗世武登 月待者
   潮毛可奈比沼 今者許藝乞菜)
                     額田王(ぬかたのおおきみ)
巻1・48
  東(ひむかし)の野に炎(かぎろい)の立つ見えて
   かへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ
  (東 野炎 立所見而 反見為者 月西渡)
                  柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
巻3・318
  田児(たご)の浦ゆうち出(い)でて見れば真白(ましろ)にそ
   不尽(ふじ)の高嶺(たかね)に雪は降りける
  (田児之浦従 打出而見者 真白衣
    不尽能高嶺尓 雪波零家留)
                    山部赤人(やまべのあかひと)
巻5・793
  世の中は空(むな)しきものと知る時し
   いよよますます悲しかりけり
  (余能奈可波 牟奈之伎母乃等 志流等伎子 
   伊与余麻須万須 加奈之可利家理)
                    大伴旅人(おおとものたびと)
巻5・803
  銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむに
   勝(まさ)れる宝子に及(し)かめやも
  (銀母 金母玉母 奈尓世武尓
   麻佐礼留多可良 古尓斯迦米夜母)
                    山上憶良(やまのうえのおくら)
巻19・4139
  春の苑(その)紅(くれない)にほふ桃の花
   下照(で)る道に出(い)で立つ少女(おとめ)
  (春苑 紅尓保布 桃花 下照道尓 出立
嬬)
                    大伴家持(おおとものやかもち)
巻20・4516
  新しき年の始の初春の
   今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)
  (新 年乃始乃 波都波流能
    家布敷流由伎能 伊夜之家餘其騰)
                    大伴家持(おおとものやかもち)
                   〈日本古典文学大系〉
嬬)
                    大伴家持(おおとものやかもち)
巻20・4516
  新しき年の始の初春の
   今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)
  (新 年乃始乃 波都波流能
    家布敷流由伎能 伊夜之家餘其騰)
                    大伴家持(おおとものやかもち)
                   〈日本古典文学大系〉
広辞苑 ページ 24274 での【万葉集 →万葉集】単語。