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○屋下に屋を架すおくかにおくをかす🔗🔉

○屋下に屋を架すおくかにおくをかす [世説新語文学]無用のことを重ねてするたとえ。「屋上屋を架す」とも。 ⇒おく‐か【屋下】 おく‐がまし・い 〔形〕 (オコガマシイの転)出過ぎている。狂言、庵の梅「よしよし何かといへば―・い」 おく‐がろう奥家老‥ラウ 武家で、奥勤めの家老。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「お迎ひの―本田弥三左衛門」↔表家老 おく‐ぎ奥義・奥儀⇒おうぎ お‐ぐき小岫ヲ‥ 小さい山穴。山のほらあな。万葉集14「武蔵野の―が雉きぎしおくきぬ‐おんせんきょう奥鬼怒温泉郷‥ヲン‥キヤウ 栃木県日光市の鬼怒川上流にある温泉郷。八丁の湯・加仁かに湯・日光沢温泉などから成る。 おく‐ぐち奥口】 ①家の奥へ通ずる出入口。 ②反物の巻き口には美しい部分を出し、奥の方はよごれなどのある部分を巻き込んでごまかすこと。日本永代蔵4「絹物に―せず」 おく‐こう億劫‥コフ ⇒おっこう おく‐こうけ奥高家‥カウ‥ (→)高家4に同じ。 おく‐ごしょう奥小姓‥シヤウ 主君の居間・寝所などに勤仕する小姓。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「与作殿は―」↔表小姓 おく‐ごぜん奥御前】 貴人の妻の尊敬語。奥方。 おく‐ごてん奥御殿】 奥向きにある御殿。浄瑠璃、津国女夫池「室町の御所ぞ栄華の―」 お‐くこん御九献】 (女房詞)酒。 お‐ぐさ小草ヲ‥ 小さい草。また、草の美称。曾丹集「夏の―もかたまよひせり」 ⇒おぐさ‐おい‐づき【小草生月】 おぐさ‐おい‐づき小草生月ヲ‥オヒ‥ 陰暦2月の異称。 ⇒お‐ぐさ【小草】 おく‐ざしき奥座敷】 家の奥の方にある座敷。 おく‐さま奥様】 ①諸家堂上方に武家から嫁した夫人。身分高い家の主婦。奥方。「―然とする」 ②他人の妻の尊敬語。奥方。傾城禁短気「私、お前の―となります事ならば」 ③奉公する家の主婦。 おく‐ざま奥様】 奥のほう。源氏物語末摘花「―へゐざり入り給ふさま」 おく‐さん奥さん】 「おくさま」より軽い尊敬語。 おく‐じ憶持‥ヂ 心に念じ、信仰すること。日本霊異記「僧、心経を―し」 ⇒憶持も無し お‐ぐし小櫛ヲ‥ 櫛の美称。また、小さい櫛。万葉集9「つげの―も取らむとも思はず」 お‐ぐし御髪】 貴人の頭髪。他人の頭髪の尊敬語。 ⇒おぐし‐あげ【御髪上げ】 おぐし‐あげ御髪上げ】 貴人の髪を結うことの尊敬語。また、その役の人。おぐしそろえ。みぐしあげ。 ⇒お‐ぐし【御髪】 オクシデントOccident】 (日没の地occidens ラテンに由来)西洋。西欧。欧米。↔オリエント おく‐じま奥縞】 ①(長崎貿易時代にインドのことを奥島といい、そこで産したから。一説に、長崎のオランダ人居留地を奥島といったからとも)サントメ縞の一種。赤糸入りの竪たて縞の綿織物。西鶴織留2「―のさいふ拾ひあげて」 ②(奥縞1を着た女の意)売女。

広辞苑 ページ 2701 での○屋下に屋を架す単語。