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○男心と秋の空おとこごころとあきのそら🔗🔉

○男心と秋の空おとこごころとあきのそら 女性に対する男性の愛情は、秋の空のように変わりやすいというたとえ。のちに、「男」を「女」に置き換えて「女心と秋の空」ともいう。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐ざか男坂ヲトコ‥ 社寺の参道などで、相対する二つの坂の急な方。↔女坂。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐ざかり男盛りヲトコ‥ 男の最も血気盛んな年ごろ。壮年。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐ざしき男座敷ヲトコ‥ 男ばかりいる座敷。女気のない酒席。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐さび男さびヲトコ‥ 男らしくふるまうこと。万葉集5「ますらをの―すと剣太刀腰にとりはき」↔おとめさび。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐じごく男地獄ヲトコヂ‥ (→)男傾城おとこけいせいに同じ。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐じ‐もの男じものヲトコ‥ (副詞的に)男であるのに。一説、男らしい格好で。万葉集3「腋挟む児の泣く毎に―負ひみ抱うだきみ」 ⇒おとこ【男】 おとこ‐しゃかい男社会ヲトコ‥クワイ 社会を、男性を中心として動いているものとしていう語。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐しゅう男主ヲトコ‥ 男の主人。男あるじ。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐しゅう男衆ヲトコ‥ (「おとこしゅ」「おとこし」とも) ①男たち。 ②下男。 ③名題役者につく召使いの男。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐じょたい男所帯ヲトコ‥ 男だけで女のいない所帯。男住み。 ⇒おとこ【男】 おとこ・す男すヲトコ‥ 〔自サ変〕 ①男と情を通ずる。夫を持つ。大和物語「この筑紫の女しのびて―・したりけり」 ②男らしくする。男らしくふるまう。甲陽軍鑑17「もどりて侍が何方にて―・せんや」 おとこ‐すがた男姿ヲトコ‥ ①男らしい姿。男つき。男ぶり。 ②女が男の姿をしていること。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐ずき男好きヲトコ‥ ①女の容姿や気性が、男の好みに合うこと。「―のする顔」 ②女が多情で男を好くこと。また、その女。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐ずく男尽ヲトコヅク 男としての体面を守ること。男の意地にかけて行うこと。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐ずみ男住みヲトコ‥ 男ばかりのすまい。男所帯。 ⇒おとこ【男】 おと‐ごぜ乙御前】 オトゴゼンの約。 おと‐ごぜん乙御前】 ①末娘。 ②おたふく。おかめ。おともじ。おとごぜ。「おどろくや花は嵐の―」(高政) おとこ‐だて男達・男伊達ヲトコ‥ 男子としての面目を立てるために、強きをくじき弱きを助け、仁義を重んじ、そのためには身をすてても惜しまぬこと。また、そういう人。任侠。侠客きょうかく。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「ヤイ―はおいてくれ」↔女達。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐ぢくしょう男畜生ヲトコ‥シヤウ 男をののしっていう語。狂言、右近左近おこさこ「ここな―めが」 ⇒おとこ【男】 おとこ‐づかい男使ヲトコヅカヒ 平野・春日・賀茂神社などの祭に遣わされた勅使。女官の使(女使)も立つのでこれに対していう。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐つき男付ヲトコ‥ 男ぶり。傾城禁短気「其の上―を飾り」 ⇒おとこ【男】 おとご‐づき乙子月】 陰暦12月の異称。 ⇒おと‐ご【弟子・乙子】 おとこ‐っ‐ぷり男っ振りヲトコ‥ オトコブリの促音化。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐で男手ヲトコ‥ ①男の書いた文字。男の筆跡。 ②(平安時代、男が用いたことから)漢字。男文字。まな。 ③男の手。男の働き手。「―が足りない」「―だけで育てた」 ↔女手。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐でいり男出入ヲトコ‥ 女の、男関係のごたごた。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐とうか男踏歌ヲトコタフ‥ 正月14日または15日に行なった男の舞人の踏歌。10世紀後半には廃絶した。おどうか。↔女踏歌。→踏歌⇒おとこ【男】 おとこ‐な男名ヲトコ‥ 男の元服した時につける名。えぼしな。 ⇒おとこ【男】 おとこ‐なき男泣きヲトコ‥ 女に比べてあまり泣かないはずの男が感極まって泣くこと。「―に泣く」 ⇒おとこ【男】 おとこ‐にくみ男憎みヲトコ‥ 妻が夫を憎み嫌うこと。狂言、痩松「―をしていぬると見えた」 ⇒おとこ【男】

広辞苑 ページ 2872 での○男心と秋の空単語。