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おどろ・く【驚く・愕く・駭く】🔗⭐🔉
おどろ・く【驚く・愕く・駭く】
〔自五〕
①はっとして目がさめる。万葉集4「夢いめの逢ひは苦しかりけり―・きてかき探れども手にも触れねば」。今昔物語集12「抱きて寝たるに―・きて児ちごを見るになし」
②注意・関心を呼びおこされる。はっとして気がつく。古今和歌集秋「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ―・かれぬる」。源氏物語紅葉賀「こちやと宣へど―・かず」
③意外な事にあって心がさわぐ。びっくりする。また、感嘆する。伊勢物語「とみのこととて御文あり。―・きて見れば」。「事故の知らせに―・く」「演奏のすばらしさに―・いた」
⇒驚くなかれ
○驚くなかれおどろくなかれ
驚いてはいけないよ。これから驚くべきことを言うという前置きとして使う語。「―二人は実の兄弟だった」
⇒おどろ・く【驚く・愕く・駭く】
広辞苑 ページ 2902 での【驚く】単語。