複数辞典一括検索+
○女三人寄れば姦しいおんなさんにんよればかしましい🔗⭐🔉
○女三人寄れば姦しいおんなさんにんよればかしましい
女はおしゃべりが多くて、三人寄りあえばやかましい。「女」の字が三つ合して「姦」という字ができるのに通じていったもの。
⇒おんな【女】
おんな‐さんのみや【女三の宮】ヲンナ‥
①第3皇女。
②源氏物語中の人物。朱雀院の第3皇女。光源氏に降嫁したが、柏木と通じ薫が生まれたので罪報を思い剃髪する。入道の宮。にょさんのみや。
⇒おんな【女】
おんな‐ざんまい【女三昧】ヲンナ‥
女色におぼれること。おんなぐるい。
⇒おんな【女】
おんな・し【女し】ヲンナ‥
〔形シク〕
女らしい。女のようである。源氏物語帚木「なよびかに―・しと見れば」
おんなじ【同じ】
オナジの撥音化。「おんなし」とも。
おんな‐ししょ【女四書】ヲンナ‥
①清の王相編の女性用教訓書。4巻。「女誡」(後漢の曹昭著)、「女論語」(唐の宋若昭著)、「内訓」(明成祖の皇后徐氏著)、「女範」(王相の母劉氏著)の総称。
②1の「女範」の代りに唐の陳邈の妻鄭氏著の「女孝経」を加えたもの。和訳(辻原元甫編、1656年刊)も行われた。
⇒おんな【女】
おんな‐ししょう【女師匠】ヲンナ‥シヤウ
芸道などの女の師匠。
⇒おんな【女】
おんな‐しばい【女芝居】ヲンナ‥ヰ
女だけで一座をなす芝居。
⇒おんな【女】
おんな‐じょい【女叙位】ヲンナ‥ヰ
⇒にょじょい。
⇒おんな【女】
おんな‐しょうがつ【女正月】ヲンナシヤウグワツ
正月15日の称。年はじめには多忙だった女がこの日年賀に出向くことからいう。〈[季]新年〉
⇒おんな【女】
おんな‐じょうるり【女浄瑠璃】ヲンナジヤウ‥
女の語る浄瑠璃。女義太夫。
⇒おんな【女】
おんな‐じょたい【女所帯】ヲンナ‥
女ばかりで一家をかまえている所帯。
⇒おんな【女】
おんな‐すがた【女姿】ヲンナ‥
①女の姿。女らしい姿。
②男が女の姿をしていること。
⇒おんな【女】
おんな‐ずき【女好き】ヲンナ‥
①女の好みに合うこと。「―のする顔」
②女色を好むこと。また、その男。
⇒おんな【女】
おんな‐ずもう【女相撲】ヲンナズマフ
女力士が取る相撲。また、その興行。
⇒おんな【女】
おんなせいげん【女清玄】ヲンナ‥
歌舞伎・浄瑠璃の清水寺の僧清玄を女に直したもの。4世鶴屋南北作「隅田川花御所染すみだがわはなのごしょぞめ」など。
おんな‐せつぶん【女節分】ヲンナ‥
江戸時代、正月19日に、多く女が京都の吉田神社に参詣して行われた疫神えきじん祓の神事。吉田の清祓きよはらえ。
⇒おんな【女】
おんなだいがく【女大学】ヲンナ‥
女子の修身・斉家の心得を仮名文で記した書。貝原益軒著「和俗童子訓」の巻5「教女子法」をもとに書肆が益軒没後に改竄・刊行したもの。封建道徳で一貫し、江戸時代に女子一般の修身書として広く用いられた。享保(1716〜1736)年間刊。
→文献資料[女大学]
おんな‐たいこ【女太鼓】ヲンナ‥
女のたいこもち。女の幇間ほうかん。
⇒おんな【女】
おんな‐だて【女達・女伊達】ヲンナ‥
女で、男だての行いをする者。女侠。↔男達。
⇒おんな【女】
おんなだてら‐に【女だてらに】ヲンナ‥
女にも似合わず。女のくせに。「―啖呵たんかを切る」
⇒おんな【女】
おんな‐だゆう【女太夫】ヲンナダイフ
①義太夫を語る女芸人。
②江戸時代、鳥追とりおい姿をして浄瑠璃・小唄を唄い、三味線をひいて門付かどづけをした女。
③歌舞伎舞踊。清元。本名題「七小町容彩四季すがたのさいしき」。清元斎兵衛作曲。1816年(文化13)初演。2を舞踊化したもの。
⇒おんな【女】
おんな‐たらし【女誑し】ヲンナ‥
女をだましてもてあそぶこと。また、それを常習とする男。
⇒おんな【女】
おんなだんしち【女団七】ヲンナ‥
浄瑠璃「夏祭浪花鑑」を、女に趣向を変えた歌舞伎作品の通称。増山金八作「神明祭礼しんめいまつり女団七」、西沢一鳳作「紅色桔梗べにききょう女団七」など。
おんな‐づかい【女使】ヲンナヅカヒ
平野・春日・賀茂神社などの祭に勅使として遣わされた内侍。↔男使。
⇒おんな【女】
おんな‐つき【女付き】ヲンナ‥
女の容貌。女ぶり。
⇒おんな【女】
おんな‐っ‐ぷり【女っ振り】ヲンナ‥
オンナブリの促音化。
⇒おんな【女】
おんな‐で【女手】ヲンナ‥
①女の筆跡。
②(平安時代、女が用いたことから)ひらがな。女がな。女文字。
③女のはたらき。「―一つで育てる」↔男手。
⇒おんな【女】
おんな‐ていきん【女庭訓】ヲンナ‥
(女子用の庭訓往来の意から)江戸時代の婦女子の修養書。「女重宝記」「女四書」など。
⇒おんな【女】
おんな‐でいり【女出入】ヲンナ‥
女関係のごたごた。
⇒おんな【女】
おんな‐てがた【女手形】ヲンナ‥
江戸時代に、女が関所を通過するのに用いた通行証。
⇒おんな【女】
おんな‐でら【女寺】ヲンナ‥
①あまでら。
②女子の学ぶ寺子屋。日本永代蔵2「―へも遣らずして筆の道を教へ」
⇒おんな【女】
おんな‐でんか【女天下】ヲンナ‥
一家の中で、女が男よりも勢力を持ち、万事をとりしきること。
⇒おんな【女】
おんな‐とうか【女踏歌】ヲンナタフ‥
正月16日に行なった女のする踏歌。内教坊の舞妓らが紫宸殿の南庭から校書殿をめぐり、歌を唱え退出する。〈[季]新年〉。↔男踏歌。→踏歌。
⇒おんな【女】
おんな‐とうぐう【女東宮】ヲンナ‥
皇太子である皇女。
⇒おんな【女】
おんな‐どうらく【女道楽】ヲンナダウ‥
男が女遊びをすること。また、その男。
⇒おんな【女】
おんな‐どころ【女所】ヲンナ‥
女ばかり住む所。特に、禁中で女官のいる所。
⇒おんな【女】
おんな‐どち【女どち】ヲンナ‥
女の仲間同士。
⇒おんな【女】
おんな‐ども【女共】ヲンナ‥
(見下し、またはへりくだった言い方)
①女たち。
②自分の妻。狂言、鬼瓦「国もとに残いておいた―の顔にそのままぢやいやい」
⇒おんな【女】
広辞苑 ページ 3142 での【○女三人寄れば姦しい】単語。