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かい‐あわせ【貝合】カヒアハセ🔗🔉

かい‐あわせ貝合カヒアハセ ①平安時代の物合ものあわせの一種。左右に分かれ、貝の形・色・大きさや種類の豊富なことなどをくらべて優劣を争う遊戯。洲浜すはまの台に飾り、歌を詠みそえなどした。 ②平安末期から一般に行われた貝殻を覆い合わせる遊び。360個の蛤はまぐりの貝殻を左貝・右貝の両片に分かち、右貝を地貝じがい、左貝を出貝だしがいと称する。地貝のすべてを甲を上にして並べ、出貝を1個ずつ出し、これと合う地貝を多く選び取ったものを勝とする。後世、左右の貝の裏に絵または歌の上の句・下の句などを書き込んだ。貝覆い。 貝合

広辞苑 ページ 3187 での貝合単語。